以下にテスト結果/カバレッジのマージの活用例を記載します。
単体テストのカバレッジレポートをマージする
通常、上記のカバレッジをマージする設定を行わずに複数のテストを行った場合、GUI上では、カバレッジはマージされますが、レポートの出力結果は最後に実行したテスト結果のみになります。
テストケース1(calcFare関数のテスト)を実行し、GUI上でカバレッジを確認します テストケース1(calcFare関数のテスト)を実行し、GUI上でカバレッジを確認します。
・ テストケース2(getFareInt関数のテスト)を実行し、1同様にカバレッジを確認します
...
テストケース2(getFareInt関数のテスト)を実行し、1同様にカバレッジを確認します。
※GUI上ではテストケース1の結果も反映されカバレッジがマージされています。
上記の結果のレポートを作成し、確認します
※結果がマージされておらず、最後の実行結果だけレポートされていることがわかります※結果がマージされておらず、最後の実行結果だけレポートされていることがわかります。
カバレッジをマージする設定を実施後、再度同様にテストを実行し、レポートを出力しますカバレッジをマージする設定を実施後、再度同様にテストを実行し、レポートを出力します。
※上記のように、レポートもマージされたものが出力できます※上記のように、レポートもマージされたものが出力できます。
アプリケーションモニタリングの結果をマージする
アプリケーションモニタリング の機能を使うことで、操作別のカバレッジの集計を取ることが出来ます。例えば、以下のよう操作を実施したとします。
アプリケーションを動作させ、操作1を実行
→操作1実行時のカバレッジ情報を取得アプリケーションを動作させ、操作2を実行
→操作2実行時のカバレッジ情報を取得
操作1を実行した時のカバレッジと操作2を実行した時のカバレッジ情報をアプリケーションモニタリング機能で取得し、カバレッジの結果をマージすることで、最終的には実行された操作の分だけ、tlog、clogに結果が追記され、集計されたカバレッジを見ることができます。