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Jtest 2022.1 では以下の変更点があります。

使用許諾契約書(EULA)への同意

Jtest 2022.1より、Jtestを使用するにはParasoftエンドユーザー使用許諾契約書(EULA)に同意する必要があります。
EULAの条件に同意するには、Jtestインストールディレクトリ/jtestcli.propertiesファイルで以下の設定を有効にします。

Code Block
parasoft.eula.accepted=true

IDEにParasoftプラグインをインストールすると、インストールウィザードによってEULAを受け入れるように求められ、EULA受け入れ設定がjtestcli.propertiesファイルに自動的に追加されます。

IDEのサポート

次の IDE のサポートが追加されました。

...

Lombok1.18.20 と Lombok 1.18.22 のサポートを追加しました。
Jtest と Lombok ライブラリのプラグイン方法の詳細は、ユーザーマニュアルのLombokとの統合を参照してください。

ビルドツール のサポート

並列ビルドのサポート

MavenとGradleの並列ビルドのテストカバレッジを収集するようになりました。
詳細は、Mavenを使用したテストと分析およびGradleを使用したテストと分析を参照してください。

Gradleのサポート

Gradle7.0、7.3、7.4のサポートを追加しました。

Anchor
_Toc18668734
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セキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションの変更

いくつかのセキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションが追加及び変更、削除されました。
※セキュリティコンプライアンス関連機能の使用には専用のライセンス(有償)が必要です。

以下のビルトインテストコンフィギュレーションが追加されました。

...

  • CWE 4.4

  • CWE 4.5

  • CWE Top 25 2020

  • CWE Top 25 + On the Cusp 2020

コード解析ベースラインを定義する新しいレポート参照オプション

解析実行時にベースラインとして使用される参照レポート ファイルへのパスまたは URL を指定できるようになりました。
以前にレポートされた指摘事項を現在のレポートから除外し、新しく検出された指摘事項のみ確認することができます。
詳細はレポートオプションの設定を参照してください。

抑制機能のフォーマットの変更

静的解析の指摘事項の抑制を parasoft.suppress ファイルに作成し、ソース ファイルとともにソース管理システムに保存できるようになりました。
Jtest GUI で入力ファイル抑制を作成するか、抑制したい指摘事項の情報を手動で抑制ファイルに追加します。
詳細についてはGUI での指摘事項の抑制および、指摘事項のレポートの抑制を参照してください。

...

単体テストアシスタント機能の拡張

JUnit 4 および JUnit5 のテスト実行のデフォルトの最適化

...

単一のテスト ケースのカバレッジが増加するようテスト作成プロセスが最適化されました。
UTA はデータフロー解析を利用して、テストを生成するのに必要な最小のテスト ケース事前条件の数を判断できるようになりました。
これにより、テスト ケースのサイズと複雑さが減少し、効率が向上します。

...

その他の拡張

TIA 関連オプションが更新され、設定が容易になりました。
TIA Plugin for Maven の新しい名前

...

古いプラグイン名

...

新しいプラグイン名

...

cbt-maven-plugin

...

tia-maven-plugin

この変更は、コマンド ラインでのテスト影響解析の実行および POM ファイルの設定に影響を与えます。

...

古いコマンド ライン

...

新しいコマンド ライン

...

mvn cbt:affected-tests test

...

mvn tia:affected-tests test

...

古い POM 設定

...

新しい POM 設定

...

<pluginGroup>com.parasoft.xtest.cbt</pluginGroup>

...

<pluginGroup>com.parasoft.jtest.tia</pluginGroup>

新しいオプション名

...

古い名前

...

新しい名前

...

parasoft.coverage.file

...

jtest.referenceCoverageFile

...

parasoft.test.file

...

jtest.referenceReportFile

...

parasoft.runFailingTests

...

jtest.runFailedTests

...

parasoft.runModifiedTests

...

jtest.runModifiedTests

...

parasoft.testFilter

...

jtest.testFilter

追加および拡張されたオプション

...

オプション名

...

説明

...

jtest.referenceCoverageFile

...

URL のサポートが追加されました。

...

jtest.referenceReportFile

...

URL のサポートが追加されました。

...

jtest.referenceStore

...

新規オプション。TIA のパフォーマンスを最適化するため、URL からダウンロードされた参照ファイルの場所を指定します。

...

jtest.settings

...

1 つの .properties ファイルの場所を指定します。

...

jtest.settingsList

...

新規オプション。複数の .properties ファイルを指定します。

その他の拡張

  • サードパーティのカバレッジ エンジンである JaCoCo がサポートされました。
    カバレッジ エージェント オプションか、Maven または Gradle で JaCoCo を有効化することで、 JaCoCo の機能を利用するよう Jtest を設定できます。

  • フロー解析実行時およびコード カバレッジ収集時のパフォーマンスが改善されました。

  • 匿名の使用状況データを Parasoft に送信することで Jtest の改善を支援できます。デフォルトでは、使用状況データのレポートは無効化されています。IPv6がサポートされるようになりました。

  • フロー分析ルールを含むテストコンフィギュレーションを実行するときのJtestのパフォーマンスが向上しました。

  • log4jの脆弱性に対処しました。Jtest2022.1ではlog4jバージョン2.17.2が使用されています。