本チュートリアルにてコンフィギュレーションの複製やフィルター機能を使い、ルールの有効・無効化の設定を行いましたが、本ページではチュートリアルで説明されなかった機能についてご紹介します。
重要度別にルールの有効・無効を一括設定する
チュートリアルにて静的解析を実行した結果、数十件ほどの違反が検出されることを確認しましたが、実際の開発プロジェクトに対して解析を実行した結果、違反件数が数十件となるケースは多くありません。
多くの場合、数百単位で違反が検出されます。
これらすべての違反を修正するのは不可能ではありません。しかし、費用対効果の面から非効率となりますので、どのレベルの違反まで対応するのかについて予め決めておく必要があります。
対応する違反のレベルを決める際の基準は会社やプロジェクトごとに異なりますが、判断基準の1つとしてルールごとに割り振られている重要度で対応の可否を決める方法もあります。
※重要度:そのルールによって深刻な構造エラーが引き起こされる可能性を数値で表し、重要度レベル1に近づくほど深刻なエラーにつながる可能性があります
その際、ルールの重要度を1つずつ確認して有効・無効と設定する方法では、時間やコストが多く掛かってしまいますが、重要度別一括設定を行えばそれらの作業を省略して自動で指定した重要度のルールのみ有効・無効を決めることが可能になります。
重要度別一括設定手順
テストコンフィギュレーションのルールを一括で有効にしたい場合、下記の2つの方法から設定することができます。なお、以下の方法は[ルールセットを変更したい場合]でご紹介したフィルター機能と併用することが可能です
Table of Contents |
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ルールカテゴリ内で表示されているすべてのルールを有効にする方法
ツールメニューから[Parasoft]>[テストコンフィギュレーション]を選択します
画面左側の[ユーザー定義]>[Static Analysis]からカスタマイズしたいテストコンフィギュレーションを選択します
画面右側の[静的]>[ルールツリー]を選択します
有効にしたいルールカテゴリを選択して右クリック > [ルールを有効にする] > [すべての表示ルール]を選択します
重要度ごとにルールを設定する方法
ツールメニューから[Parasoft]>[テストコンフィギュレーション]を選択します
表示される画面左側の画面左側の[ユーザー定義]>[Static Analysis]からカスタマイズしたいテストコンフィギュレーションを選択します
画面右側の[静的]>[ルールツリー]を選択し、表示しますを選択します
カスタマイズしたいルールカテゴリを選択して右クリック > [ルールを有効にする] > [有効にする重要度]を選択します
有効にしたい重要度を選択します
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