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Jtest 2022 2023.1 では下記の問題が確認されています。

Jtest インストール先について

  • Jtest が2 byte 文字および半角スペースを含むパスにインストールしている場合、一部の機能が利用できない
    Jtest は 2 byte 文字および半角スペースを含まないパスにインストールしてください。

Parasoft DTP (DTP Standard を含む) について

  • Parasoft DTP のプロジェクト名にマルチバイト文字が使用されている場合、Jtest からプロジェクトを参照できない
    Parasoft DTP のプロジェクト (dtp.project) は Unicodeで設定してください。

  • Jtest から解析結果をパブリッシュする場合に静的解析違反情報が 2 回パブリッシュされる問題により、DTPダッシュボードの "最後の実行" および " Data Collector 分析結果" ウィジェットに重複した情報が表示される
    パブリッシュ内容は同じレポート情報で上書きされるため違反件数が 2 倍になることはありません。

  • DTPのカバレッジエクスプローラにパラメータライズドテストケースを実行して取得したカバレッジ情報が正しく表示されない

解析対象について

  • 解析対象プロジェクトが 2 byte 文字や半角スペースを含むパスに配置されている場合、解析エラーが発生する
    -  解析対象プロジェクトは2 byte 文字や半角スペースを含まないパスに配置してください。

  • 解析対象のXMLファイルでコメント開始タグ直後に (半角スペース無しで) "[" が記述されている場合 「セットアップの問題」 にXMLParseExceptionが報告される
    -  コメント開始タグ直後に半角スペースを挿入してください。

Eclipse プラグイン について

  • 各種操作を実施後に表示されるダイアログ画面の大きさを変更した場合に文字列が表示されない

Ant プラグイン について

...

  • <excludeTestSources>属性が利用できない

ローカル抑制機能について(XML 形式フォーマットの場合

  • IDE プラグインから作成したローカル抑制ファイルは jtestcli コマンドラインおよびビルドツールプラグインで利用できない
    -  jtestcli コマンドラインおよびビルドツールプラグイン利用時の抑制は Parasoft DTP またはコメント抑制を利用してください。

モック オブジェクトについて

  • Jtestがモック オブジェクトをトレースできないケースがある

ルールの不具合について

以下のルールに関する問題が確認されています。

ルールID

不具合内容

BD.PB.DEREF

try-catch-finally 句のtry句内で return 文を実行するパスで誤検出する

BD.SECURITY.EACM

ルールドキュメントに記載されている "危険なメソッド" パラメータがテストコンフィギュレーション編集画面に存在しない
※ルールドキュメントの誤りでパラメータは存在しません。

BD.SECURITY.TDSQL

1つの命令文に append() が複数ある場合に違反を検出しない

JAVADOC.SPELL

ルールパラメータ 「ユーザー定義辞書(共有)」 が動作しない

JDBC.CDBC

ルールパラメータ 「チェックの最大の深さ」 が動作しない
※ルールは非推奨となりました。代わりに BD.RES.LEAKS を利用してください。

PB.API.ONS

Serializable クラスを継承した子クラスに誤検出する

PROPS.SPELL

ルールパラメータ 「ユーザー定義辞書(共有)」 が動作しない

PB.USC.NACC

インターフェースに対して違反を誤検出

BD.EXCEPT.NP

Javaコレクションの違反を検出できない

BD.PB.DEREF

finally句でnullチェックされている変数を誤検出