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本章はクロスコンパイラであるARM GCCを使った手順になります。

このページの内容:

Table of Contents

サンプル環境の概要

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Dockerfile
Dockerコンテナの構成内容をまとめたファイル。Docker Hub(https://hub.docker.com/)にあるUbuntu(18.04 LTS)をベースイメージとして下記パッケージをインストールした独自のイメージを作成します

  • クロスコンパイラ: GNU Arm Embedded Toolchain Version 9-2019-q4-major

  • エミュレータ: qemu-user-static パッケージ

  • ビルドユーティリティ: build-essentialパッケージ

  • その他(bzip2, wget)

custom_compiler
C/C++testのコンパイラ設定ファイル。
GNU Arm Embedded Toolchain向けにカスタマイズした設定ファイルです。

test_configs
C++testの単体テストモジュールのビルド、および実行環境(Qemu)でアプリケーションを実行するためのテストコンフィギュレーション。静的解析はC/C++testに内蔵されているビルトインテストコンフィギュレーションをそのまま使用できます。

set_env.sh/generate_BDF.sh/start_cpptest.sh

  • set_env.sh: C/C++testおよびツールチェインなどの環境変数を設定するスクリプト

  • generate_BDF.sh: Dockerコンテナ内で対象プロジェクトをビルドし、ビルドデータファイル(BDF)を作成するスクリプト

  • start_cpptest.sh: Dockerコンテナ内でテスト実現にするための設定をしたうえでC/C++testを起動するスクリプト

integration/docker
C/C++testのインストールディレクトリに配置して使用します。
ホストOS上のC/C++testからコンテナ内のコンパイラとリンカーを実行するためのスクリプトです。

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