基本は、プロジェクトスコープのテストコンフィギュレーションを使用し、プロジェクト内の他のソース ファイルを結合した状態でテストを実施します。
但し、テストで使用できるリソース等(テスト実行モジュールのサイズや使用できるメモリサイズ)が制限されている環境では、プロジェクトプロジェクトスコープのテストが厳しい場合があります。但し、テストで使用できるリソース等(テスト実行モジュールのサイズや使用できるメモリサイズ)が制限されている環境では、プロジェクトスコープのテストが厳しい場合があります。
その場合はファイルスコープのテストコンフィギュレーションに追加の設定を行うことで対応することが可能です。
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すべてのプロジェクト ソースを使用するテスト用実行モジュールをビルドするには、1 個のアスタリスク(*) を入力します。テスト中にプロジェクトのすべてのシンボル定義が利用可能になり、選択されたすべてのプロジェクト ソース ファイルおよびヘッダー ファイルがテスト対象になります。
[テストコンフィギュレーションの準備(環境共通)]章の [ビルトインからの複製]で作成した、
[03.単体テスト実行]を使用します。
(ビルトイン>Unit Testing>Run Unit Testsの複製です)
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ファイルスコープのコンフィギュレーションに追加のシンボルを設定する
プロジェクト内の必要なシンボル情報のみを収集し使用可能とする追加設定を行います。[テストコンフィギュレーションの準備(環境共通)]章の [ビルトインからの複製]>3.で作成した[03.単体テスト実行 (File Scope)]を複製し使用します。
(ビルトイン>Unit Testing>File Scope>Run Unit Tests(File Scope)の複製です)
メニューバーより、[Parasoft] > [テスト コンフィギュレーション]を選択します。
[ユーザ定義] > [Unit Testing] > [Unit Testing] > [File Scope] > [03.単体テスト実行 (File Scope)]を選択し、右クリック後[複製]します。
名前を[03.単体テスト実行 (File Scope) (結合)]と変更します。
[テストコンフィギュレーション]の[実行]タブの[シンボル]タブの[シンボルのソース]項目で項目で、[□プロジェクト内の他のファイルのシンボルを使用:] をチェックし、右の設定項目欄に必要なシンボル情報があるファイルのみを記載します。
・特定のファイルの場合:${project_loc}/stdinout.c
・特定のファイル複数の場合:${project_loc}/stdinout.c;${project_loc}/timer.c(“;”で結合します)
・特定サブセットのシンボルを使用する場合:${project_loc}/src/core/*