Jtest 2021.1 では以下の変更点があります。
IDEのサポート
次の IDE のサポートが追加されました。
IntelliJ IDEA 2020.1
IntelliJ IDEA 2020.2
IntelliJ IDEA 2020.3
Eclipse 2020-06 (4.16)
Eclipse 2020-09 (4.17)
Eclipse 2020-12 (4.18)
次の IDE のサポートは非推奨になりました。将来のリリースで削除される予定です。
Eclipse 4.4
Eclipse 4.5
NetBeans のサポート
NetBeans IDE はサポート対象外になりました。
プラットフォームのサポート
32-bit 版の OS はサポート対象外になりました。
サードパーティ製静的解析ツールとの統合サポート
Checkstyle および FindBugs との統合のサポートは廃止されました。
SCM のサポート
次の SCM はサポート対象外になりました。
AccuRev
ClearCase
CVS
Serena Dimensions
StarTeam
Synergy CM
Visual Source Safe
Java のサポート
Java 12、13、14 および 15 で作成されたコードを解析できるようになりました。
セキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションの変更
いくつかのセキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションが追加及び変更、削除されました。
※セキュリティコンプライアンス関連機能の使用には専用のライセンス(有償)が必要です。
以下のビルトインテストコンフィギュレーションが追加されました。
CWE 4.4
CWE Top 25 2020
CWE Top 25 + On the Cusp 2020
DISA-ASD-STIG
OWASP API Security Top 10-2019
以下のビルトインテストコンフィギュレーションが更新されました。
CERT for Java
UL 2900
以下のビルトインテストコンフィギュレーションが削除されました。
CWE 4.0
CWE 4.2
CWE Top 25 2019
CWE Top 25 + On the Cusp 2019
IDE 起動時のライセンス非アクティブでの開始、アイドル時に自動解放
IDE 起動時にライセンスを非アクティブ状態で開始することができるようになりました。ライセンスは 手動でアクティブ化します。
Jtest を約 30 分間使用していない場合、ライセンスは自動的に開放されます。
Lombok との統合
Jtest と Lombok ライブラリを統合し、プロジェクトの定型コードを自動生成することができます。
詳細はユーザーマニュアルのLombokとの統合を参照してください。
コード解析ベースラインを定義する新しいレポート参照オプション
解析実行時にベースラインとして使用される参照レポート ファイルへのパスまたは URL を指定できるようになりました。
以前にレポートされた指摘事項を現在のレポートから除外し、新しく検出された指摘事項のみ確認することができます。
詳細はレポートオプションの設定を参照してください。
抑制機能のフォーマットの変更
静的解析の指摘事項の抑制を parasoft.suppress ファイルに作成し、ソース ファイルとともにソース管理システムに保存できるようになりました。
Jtest GUI で入力ファイル抑制を作成するか、抑制したい指摘事項の情報を手動で抑制ファイルに追加します。
詳細についてはGUI での指摘事項の抑制および、指摘事項のレポートの抑制を参照してください。
これまで GUI での抑制の作成に使用されていた XML 形式フォーマットは非推奨になりました。
IDE 起動時に非推奨の抑制を新しい入力ファイル フォーマットに変換できます。抑制の移行を参照してください。
単体テストアシスタント機能の拡張
JUnit 4 および JUnit5 のテスト実行のデフォルトの最適化
ビルトインのテストコンフィギュレーションがJUnit4およびJUnit5に合わせて最適化され、テスト結果やカバレッジ計測に必要な時間が短縮されました。
テスト作成プロセスの最適化
単一のテスト ケースのカバレッジが増加するようテスト作成プロセスが最適化されました。
UTA はデータフロー解析を利用して、テストを生成するのに必要な最小のテスト ケース事前条件の数を判断できるようになりました。
これにより、テスト ケースのサイズと複雑さが減少し、効率が向上します。
テスト影響解析の設定の改善
TIA 関連オプションが更新され、設定が容易になりました。
TIA Plugin for Maven の新しい名前
古いプラグイン名 | 新しいプラグイン名 |
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この変更は、コマンド ラインでのテスト影響解析の実行および POM ファイルの設定に影響を与えます。
古いコマンド ライン | 新しいコマンド ライン |
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古い POM 設定 | 新しい POM 設定 |
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新しいオプション名
古い名前 | 新しい名前 |
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parasoft.coverage.file | jtest.referenceCoverageFile |
parasoft.test.file | jtest.referenceReportFile |
parasoft.runFailingTests | jtest.runFailedTests |
parasoft.runModifiedTests | jtest.runModifiedTests |
parasoft.testFilter | jtest.testFilter |
追加および拡張されたオプション
オプション名 | 説明 |
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jtest.referenceCoverageFile | URL のサポートが追加されました。 |
jtest.referenceReportFile | URL のサポートが追加されました。 |
jtest.referenceStore | 新規オプション。TIA のパフォーマンスを最適化するため、URL からダウンロードされた参照ファイルの場所を指定します。 |
jtest.settings | 1 つの .properties ファイルの場所を指定します。 |
jtest.settingsList | 新規オプション。複数の .properties ファイルを指定します。 |
その他の拡張
サードパーティのカバレッジ エンジンである JaCoCo がサポートされました。
カバレッジ エージェント オプションか、Maven または Gradle で JaCoCo を有効化することで、 JaCoCo の機能を利用するよう Jtest を設定できます。フロー解析実行時およびコード カバレッジ収集時のパフォーマンスが改善されました。
匿名の使用状況データを Parasoft に送信することで Jtest の改善を支援できます。デフォルトでは、使用状況データのレポートは無効化されています。