Jtest 2022.1 では以下の変更点があります。
使用許諾契約書(EULA)への同意
Jtest 2022.1より、Jtestを使用するにはParasoftエンドユーザー使用許諾契約書(EULA)に同意する必要があります。
EULAの条件に同意するには、Jtestインストールディレクトリ/jtestcli.propertiesファイルで以下の設定を有効にします。
parasoft.eula.accepted=true
IDEにParasoftプラグインをインストールすると、インストールウィザードによってEULAを受け入れるように求められ、EULA受け入れ設定がjtestcli.propertiesファイルに自動的に追加されます。
マシンIDの変更
Jtest 2022.1より、マシンIDが変更になります。
ノードロックライセンスの請求を実施する場合は、請求前に必ずマシンIDの確認をお願いいたします。
ライセンス請求の手順に関してはこちらをご確認ください。
IDEのサポート
次の IDE のサポートが追加されました。
IntelliJ IDEA 2021.1
IntelliJ IDEA 2021.2
IntelliJ IDEA 2021.3
Eclipse 2021-03 (4.19)
Eclipse 2021-06 (4.20)
Eclipse 2021-09 (4.21)1
Eclipse 2021-12(4.22)
Eclipse 2022-03(4.23)
次のIDEのサポートが削除されました。
IntelliJ IDEA 2017.x ~ 2019.x
Eclipse 4.4
Eclipse 4.5
Eclipse 4.6
Eclipse 4.7
1このIDEはJava16で実行されます。そのため影響を受ける単体テストビューが正しく表示されない可能性があります。
IDEの起動に使用されるJVMに--illegal-access =permitVM引数を渡すことがで回避することができます。
Java のサポート
Java 16 および 17 で作成されたコードを解析できるようになりました。
Lombok のサポート
Lombok1.18.20 と Lombok 1.18.22 のサポートを追加しました。
Jtest と Lombok ライブラリのプラグイン方法の詳細は、ユーザーマニュアルのLombokとの統合を参照してください。
ビルドツール のサポート
並列ビルドのサポート
MavenとGradleの並列ビルドのテストカバレッジを収集するようになりました。
詳細は、Mavenを使用したテストと分析およびGradleを使用したテストと分析を参照してください。
Gradleのサポート
Gradle7.0、7.3、7.4のサポートを追加しました。
セキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションの変更
いくつかのセキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションが追加及び変更、削除されました。
※セキュリティコンプライアンス関連機能の使用には専用のライセンス(有償)が必要です。
以下のビルトインテストコンフィギュレーションが追加されました。
CWE 4.6
CWE Top 25 2021
CWE Top 25 + On the Cusp 2021
以下のビルトインテストコンフィギュレーションが更新されました。
OWASP Top 10-2021
CERT
DISA-ASD-STIG
以下のビルトインテストコンフィギュレーションが削除されました。
CWE 4.4
CWE 4.5
CWE Top 25 2020
CWE Top 25 + On the Cusp 2020
単体テストアシスタント機能の拡張
JUnit 4 および JUnit5 のテスト実行のデフォルトの最適化
ビルトインのテストコンフィギュレーションがJUnit4およびJUnit5に合わせて最適化され、テスト結果やカバレッジ計測に必要な時間が短縮されました。
テスト作成プロセスの最適化
単一のテスト ケースのカバレッジが増加するようテスト作成プロセスが最適化されました。
UTA はデータフロー解析を利用して、テストを生成するのに必要な最小のテスト ケース事前条件の数を判断できるようになりました。
これにより、テスト ケースのサイズと複雑さが減少し、効率が向上します。
その他の拡張
IPv6がサポートされるようになりました。
フロー分析ルールを含むテストコンフィギュレーションを実行するときのJtestのパフォーマンスが向上しました。
log4jの脆弱性に対処しました。Jtest2022.1ではlog4jバージョン2.17.2が使用されています。