Jtest 2024.1 では以下の変更点があります。
IDEのサポート
次の IDE のサポートが追加されました。
IntelliJ IDEA 2023.2
Eclipse 2023-06 (4.28)
Eclipse 2023-09 (4.29)
次の IDE のサポートは廃止されました。
IntelliJ 2020.1 - 2021.3
Eclipse 4.8 - 4.22
lIDEおよびビルドツールでJtestを実行する場合のJavaのサポート
Java 8 との互換性がなくなり、Java 11 以降が必要になりました。
Javaのサポート
Java21のサポートを開始しました。
Lombok のサポート
Lombok 1.18.32 のサポートが追加されました。
Jtest と Lombok ライブラリのプラグイン方法の詳細は、ユーザーマニュアルのLombokとの統合を参照してください。
ビルドツール のサポート
Gradle のサポート
Gradle 8.7 のサポートを追加しました。
Android Kotlin のサポート
テストの実行とカバレッジ計測をサポート
Android Kotlinプロジェクトのテスト影響分析をサポート(実験的)
詳細はこちらのページを参照してください。
セキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションの変更
いくつかのセキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションが追加されました。
※セキュリティコンプライアンス関連機能の使用には専用のライセンス(有償)が必要です。
以下のビルトインテストコンフィギュレーションが追加されました。
CWE 4.14
CWE Top 25 2023
CWE Top 25 + On the Cusp 2023
OWASP API Security Top 10-2023
単体テストアシスタント機能の拡張
UTAその他の拡張
java.lang.Number のサブクラス型の変数初期化のサポートが改善されました。
[影響を受ける単体テスト] ビューが拡張。新規テストを示すアイコンが追加され、カバレッジ データが存在するかどうかにかかわらず、ローカルに追加されたすべての新規テストがビューに表示されます。
Mockito 4.11 のサポートが追加されました。
カバレッジ計測機能の拡張
アプリケーションのバイナリファイルのカバレッジ計測によりソースコードが無い状態でもカバレッジの計測が可能になりました。
ローカルでのコードの変更の影響を受けるテストケースを自動的に検出することが可能なテスト影響分析機能も追加されました。
ルールの更新
新規ルールの追加
フロー解析、セキュリティ関連のルールが追加されました。
カテゴリ | ルールID | ルールの説明 | |
---|---|---|---|
1 | セキュリティ | SECURITY.ESD.WS | 'ws' ではなく 'wss' (WebSocket Secure) によるセキュアな通信を使用する |
2 | フロー解析 | BD.PB.INTWRAP | 整数の算術演算によるラップアラウンドを避ける |
3 | フロー解析 | BD.PB.INTVC | 整数型の変換による値の変化を避ける |
4 | フロー解析 | BD.PB.INTDL | 整数型の変換によるデータの損失を避ける |
5 | フロー解析 | BD.PB.UGHC | ハッシュ コードの等価性を根拠としてオブジェクトの等価を判断しない |
※ カテゴリがセキュリティのルールはSecurity Compliance Pack 、またはLegacyライセンスを利用中の場合のみ利用可能です。
※ カテゴリがフロー解析のルールはEngineライセンスを利用中の場合のみ利用可能です。
その他の拡張
フロー解析エンジンの全般的な改善により、以前のバージョンでレポートされた違反と差異が生じる可能性があります。
Change Based Testing ライセンス機能は Test Impact Analysis に名前が変更されました。
ダーク テーマで実行したときのルック & フィールが改善されました。