Jtest 2024.1 では以下の変更点があります。
DTPおよびスタンドアロンライセンスサーバーへの接続
lDTPおよびスタンドアロンライセンスサーバーに接続するにはHTTPSが必須になりました。
2024.1からはHTTPでの接続はできません。Jtestを 2024.1(最新版)にバージョンアップした場合は、DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバーも 2024.1(最新版)にバージョンアップする必要があります。
Jtest が 2024.1の場合、DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバー 2023.2以前のバージョンに接続することはできません。Jtest2024.1 と DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバー 2024.1 の組み合わせ OK
Jtest2024.1 と DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバー 2023.1 の組み合わせ NG
Jtest2023.1 と DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバー 2024.1 の組み合わせ OK
OpenAI連携機能の追加
OpenAIおよびAzure OpenAIとの連携機能が搭載されました。
静的解析や単体テストの結果に対し、具体的な解説や修正方法の提示を依頼できるようになりました。
Jtest 静的解析違反の効率的な解決を実現する
検出された静的解析違反を関連コードのコンテキストで解析し、違反を解決するための修正案を生成単体テストケース改善
既存のテストコードをパラメータライズテストに変換、エラーケースの追加、など改善
※ OpenAI連携機能にはOpenAIの利用契約は含まれておりません。利用者が個別に契約する必要があります。
※ OpenAI連携機能の利用(無償)をご希望の場合は、ライセンスキー請求の際にお申し付けください。
申請頂いた場合にのみ、ライセンスを発行いたします。
Jtest のOpenAI 統合は、HTTPS/TLS 上で OpenAI REST API を使用します。
OpenAI 統合をご利用の場合、OpenAIにソースコードなどの情報が送信されます。
OpenAI 統合
https://docs.parasoft.com/display/JTESTJP20241/OpenAI+Integration
OpenAI 設定方法
https://docs.parasoft.com/display/JTESTJP20241/Configuring+Open+AI+Settings
IDEのサポート
次の IDE のサポートが追加されました。
IntelliJ IDEA 2023.2
Eclipse 2023-06 (4.28)
Eclipse 2023-09 (4.29)
次の IDE のサポートは廃止されました。
IntelliJ 2020.1 - 2021.3
Eclipse 4.8 - 4.22
lIDEおよびビルドツールでJtestを実行する場合のJavaのサポート
Java 8 との互換性がなくなり、Java 11 以降が必要になりました。
Javaのサポート
Java21のサポートを開始しました。
Lombok のサポート
Lombok 1.18.32 のサポートが追加されました。
Jtest と Lombok ライブラリのプラグイン方法の詳細は、ユーザーマニュアルのLombokとの統合を参照してください。
ビルドツール のサポート
Gradle のサポート
Gradle 8.7 のサポートを追加しました。
Android Kotlin のサポート
テストの実行とカバレッジ計測をサポート
Android Kotlinプロジェクトのテスト影響分析をサポート(実験的)
詳細はこちらのページを参照してください。
セキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションの変更
いくつかのセキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションが追加されました。
※セキュリティコンプライアンス関連機能の使用には専用のライセンス(有償)が必要です。
以下のビルトインテストコンフィギュレーションが追加されました。
CWE 4.14
CWE Top 25 2023
CWE Top 25 + On the Cusp 2023
OWASP API Security Top 10-2023
単体テストアシスタント機能の拡張
UTAその他の拡張
java.lang.Number のサブクラス型の変数初期化のサポートが改善されました。
[影響を受ける単体テスト] ビューが拡張。新規テストを示すアイコンが追加され、カバレッジ データが存在するかどうかにかかわらず、ローカルに追加されたすべての新規テストがビューに表示されます。
Mockito 4.11 のサポートが追加されました。
カバレッジ計測機能の拡張
アプリケーションのバイナリファイルのカバレッジ計測によりソースコードが無い状態でもカバレッジの計測が可能になりました。
ローカルでのコードの変更の影響を受けるテストケースを自動的に検出することが可能なテスト影響分析機能も追加されました。
その他の拡張
フロー解析エンジンの全般的な改善により、以前のバージョンでレポートされた違反と差異が生じる可能性があります。
Change Based Testing ライセンス機能は Test Impact Analysis に名前が変更されました。
ダーク テーマで実行したときのルック & フィールが改善されました。