インストールの前に、インストールしようとしている環境が稼動環境の要件を満たしているかどうかをご確認ください。
重要! 稼動環境は、2019年5月20日時点の情報です。2019年5月20日以降に、稼動環境に記載されている製品の新バージョンがリリースされた場合は、その新バージョンにおけるJtest 10.4.2 の動作は保証やサポートの対象にはなりません (サポートの対象外です)。
Jtest 10.4.2 のシステム要件とインストール
システム要件
【Windows 64ビット版】
- Windows 7 (x64)、Windows 10、Windows Server 2012、Windows Server 2016、Windows Server 2019
- メモリ: 4 GB以上 (推奨:8G以上)
- 2GHz 以上のプロセッサ (x86_64 互換)、マルチ CPU 構成を推奨
【Linux 64ビット版】
- Linux glibc 2.12 以上
- メモリ: 4 GB以上 (推奨:8G以上)
- 2GHz 以上のプロセッサ (x86_64 互換)、マルチ CPU 構成を推奨
【Mac OS X 64ビット版】
- OS X 10.10 Yosemite、OS X 10.11 El Capitan
- メモリ: 4 GB以上 (推奨:8G以上)
- 2GHz 以上のプロセッサ (x86_64 互換)、マルチ CPU 構成を推奨
インストール
Jtest のインストール モジュール
インストールモジュールは Windows、Linux、Mac 版に分かれています。ご利用のプラットフォームに合わせてのインストールモジュールを選択してください。
Windows
parasoft_jtest_10.4.2_win32_x86_64.zip
Linux
parasoft_jtest_10.4.2_linux_x86_64.tar.gz
Mac
parasoft_jtest_10.4.2_macosx_x86_64.zip
Jtest のインストール手順
Jtestをインストールするには、次の操作を行います。
- Jtestのインストールモジュールを2byte およびスペースを含まない任意のインストールディレクトリにコピーします。
- インストールモジュールを解凍します。
- 環境変数 JAVA_HOME が定義されていることを確認します。
- [任意] Jtestのインストールディレクトリを環境変数のPATHに登録します。
- Jtestのライセンスを登録します。[ライセンスキーの請求と登録]を参照してください。
RuleWizard のモジュール
ParasoftRuleWizard-10.4.2.zip
RuleWizard のセットアップ
RuleWizard を使ってルールを作成・編集する場合、セットアップが必要になります。
セットアップするには、次の操作を行います。
- RuleWizard モジュールを2byte およびスペースを含まない任意のインストールディレクトリにコピーします。
- モジュールを解凍します。
- Windows は ParasoftRuleWizard.bat を、Linux 環境の場合は ParasoftRuleWizard.sh を実行してください。RuleWizard が起動します。
ビルドシステムプラグインのシステム要件と設定
Jtest はビルドシステムプラグインを利用してApache Maven、Apache Ant、Gradle と連携して使用することが出来ます。
システム要件
Apache Maven
- バージョン:Apache Maven 3.0.3 以上
Apache Ant
- バージョン:Apache Ant 1.7 以上
Gradle
- バージョン:Gradle 3.3 以上
設定
Jtest Plugin for Maven 設定手順
Jtest Plugin for Mavenを利用するため Maven の settings.xml に <pluginRepository>、<pluginGroups> および jtest.home プロパティを定義します。
以下2つの settings.xml のうち、いずれかのファイルを編集します。
- グローバル設定
$M2_HOME/conf/settings.xml
($M2_HOME は Maven のインストールディレクトリを指します。)
- ユーザー設定
$HOME/.m2/settings.xml
($HOME はユーザーのホームディレクトリを指します。)
※ユーザー設定のsettings.xml が存在しない場合は、$M2_HOME/conf/settings.xml ファイルをコピーしてください。
【編集手順】
①<pluginGroups>
<pluginGroup>com.parasoft.jtest</pluginGroup>
</pluginGroups>< pluginGroups> の設定
<profiles>
<profile>
<id>jtest-settings-profile</id>
<activation>
<activeByDefault>true</activeByDefault>
</activation>
<properties>
<jtest.home>PATH/TO/JTEST</jtest.home>
</properties>
<pluginRepositories>
<pluginRepository>
<id>jtest-local</id>
<url>[file://${jtest.home}/integration/maven</url>
</pluginRepository>
</pluginRepositories>
</profile>
</profiles>
- PATH/TO/JTEST は Jtest のインストールディレクトリを示します。(例C:\jtest_10.4.0)②jtest.home プロパティおよび <pluginRepository> を定義する <profile> の登録
【注意】
- グローバル設定、ユーザー設定の2つの settings.xml ファイルが存在する場合はユーザー設定が優先されます。
- Jenkins などの継続的インテグレーションサーバーから Jtest を実行する場合は、継続的インテグレーションサーバーの起動ユーザーにご注意ください。
解析の方法は『ユーザーマニュアル』の『Maven を使用したテストと解析』をご確認ください。
(https://docs.parasoft.com/display/JTESTJP1042/Testing+and+Analysis+with+Maven)
Jtest Plugin for Ant 設定手順
Jtest Plugin for Antを使用するため jtest-ant-plugin.jar をクラスパスに追加します。
- Jtest のインストールパッケージに含まれているJtest Plugin for Ant のJAR ファイルを取得します。
JAR格納先 : $JTEST_HOME/integration/ant/jtest-ant-plugin.jar
※$JTEST_HOME は Jtest のインストールディレクトリを示します。
- 取得した Jtest Plugin for Ant の JAR ファイルを ant ビルドのクラスパスに追加します。
JAR ファイルを以下のいずれかに配置してください。
・ユーザーの Ant ライブラリのディレクトリ:$HOME/.ant/lib
・Ant システムのインストールライブラリのディレクトリ:$ANT_HOME/lib
解析の方法は『ユーザーマニュアル』の『Ant を使用したテストと解析』をご確認ください。(https://docs.parasoft.com/display/JTESTJP1042/Testing+and+Analysis+with+Ant)
Jtest Plugin for Gradle 設定手順
Jtest Plugin for Gradle を利用するための設定は必要ありません。
解析の方法は『ユーザーマニュアル』の『Gradle を使用したテストと解析』をご確認ください。
(https://docs.parasoft.com/display/JTESTJP1042/Testing+and+Analysis+with+Gradle)
IDE Plugin のシステム要件とインストール
Eclipse や IntelliJ IDEA、NetBeans に Jtestをプラグインして使用される場合は、各IDE対応のParasoft Plugin およびJtest Plugin の両方をインストールしてください。
Jtest の Desktop エディションをご利用の場合は、Eclipseまたは IntelliJ IDEA、NetBeansのいずれかにプラグインする必要があります。
システム要件
Eclipse
- バージョン:4.2-4.11
IntelliJ IDEA
- バージョン:2017.1-2019.1
NetBeans
- バージョン:8.1-8.2
インストール
インストールモジュール
インストールモジュールはJtest のインストールディレクトリに含まれています。($JTEST_HOME は Jtest のインストールディレクトリを示します。)
Eclipse
$JTEST_HOME/integration/eclipse/jtest_plugin_10.4.2_eclipse.zip
IntelliJ IDEA
$JTEST_HOME/integration/intellij/jtest_plugin_10.4.2_intellij.zip
$JTEST_HOME/integration/intellij/parasoft_plugin_10.4.2_intellij.zip
NetBeans
$JTEST_HOME/integration/netbeans/repository
インストールの注意点
一つの IDE にバージョンの異なる Parasoft クライアント製品(Jtest 9.x、Jtest 10.4.2 や C++test 9.x など)を同時にプラグインすることはできません。プラグインする IDE に異なるバージョンの Parasoft クライアント製品が既にプラグインされている場合は、アンインストールしてからインストールしていただくか、異なる IDE をご用意ください。
Eclipseプラグインインストール手順
Plugin for Eclipse をインストールするには、次の操作を行います。
- Eclipseを起動します。
- メニューから [ヘルプ] > [新規ソフトウエアのインストール] をクリックします。
- [追加] ボタンをクリックします。
- [アーカイブ] をクリックし、インストールモジュール(zipファイル)を選択します。
- Parasoft プラグインを選択し、インストールを完了します。
- Eclipseを再起動し、[Parasoft] メニューが表示されていることを確認します。
詳細は『ユーザーマニュアル』の 『Plugin for Eclipse』 をご確認ください。
(https://docs.parasoft.com/display/JTESTJP1042/Plugin+for+Eclipse)
IntelliJ IDEAプラグインインストール手順
Plugin for IntelliJ IDEA をインストールするには、次の操作を行います。
- [File] メニューの [Settings] をクリックします。
- [Plugins] をクリックします。
- [Install plugins from disk...] ボタンをクリックし、インストールモジュール(zipファイル)を選択します。(2つのZIPファイルで行います。)
- [OK] ボタンをクリックし、インストールを完了します。
- IntelliJ IDEAを再起動し、[Parasoft] メニューが表示されていることを確認します。
詳細は『ユーザーマニュアル』の 『Plugin for IntelliJ IDEA』 をご確認ください。
(https://docs.parasoft.com/display/JTESTJP1042/Plugin+for+IntelliJ+IDEA)
NetBeansプラグインインストール手順
Plugin for NetBeans をインストールするには、次の操作を行います。
- NetBeans を起動します。
- [ツール] > [プラグイン] をクリックし、[設定] タブに移動して [追加] をクリックします。
- $JTEST_HOME/integration/netbeans/repository_url.bat スクリプトを実行し、出力された URL をコピーします。
- ステップ 2 で開いたウィンドウの "URL" に ステップ3で取得した URL を貼り付けて [OK] をクリックします。
- [使用可能なプラグイン] に移動し、[Parasoft Plugin] および [Jtest Plugin] のチェックボックスをオンにします。
- [インストール] をクリックし、インストールを完了します。
- NetBeans を再起動し、[Parasoft] メニューが表示されていることを確認します。
詳細は『ユーザーマニュアル』の 『Plugin for NetBeans』 をご確認ください。
(https://docs.parasoft.com/display/JTESTJP1042/Plugin+for+NetBeanshttps://docs.parasoft.com/display/JTESTJP1040/Plugin+for+IntelliJ+IDEA)