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この章では、dotTEST 10.4.3 の変更点について記載します。

OSのサポート

以下の OS はサポートされなくなりました。
 ・Windows 8
 ・Windows Server 2008
 ・Windows Server 2012

マシンID

過去のバージョンの dotTEST 10.x と dotTEST 10.4.3 はライセンスが異なります。
dotTEST 10.4.3 でマシン ID を取得後、ライセンス発行の手続きを行ってください。

  • dottestcli コマンドラインによるマシンIDの確認

> dottestcli.exe -machineid
Parasoft dotTEST 10.4.3.409 – Copyright (C) 2020 Parasoft Corporation
ライセンス: マシン ID WIN32-1cd5e000

  • Plugin for Visual Studio で [Parasoft] メニュー  > [オプション] > [License] でもマシン ID をご確認いただけます。
  • フローティングライセンスの場合は、Parasoft DTPのLicense SeverのマシンIDをご確認ください。


フローティングライセンス

フローティングライセンスを管理する DTP Server (License Server 機能) とdotTEST の解析結果を管理する DTP Server (Report Center 機能) を分けることが出来るようになりました。
Plugin for Visual Studio からの設定は『デスクトップ ユーザーズ ガイド』の『Parasoft ライセンスの設定』をご確認ください。
(https://docs.parasoft.com/display/DOTTESTJP1043/Setting+the+Parasoft+License)
dotTEST コマンドラインインタフェースからの設定は『オートメーション ユーザーガイド』の『ライセンスの設定』をご確認ください。
(https://docs.parasoft.com/display/DOTTESTJP1043/Setting+the+License)

解析対象ソリューション

以下のバージョンの Visual Studio で作成されたソリューションおよびプロジェクトはサポートされなくなりました。dotTEST で解析することはできません。

  • Visual Studio 2005、2008、2010


解析するには、上位バージョンのソリューション形態に変換する必要があります。

追加・削除されたルール

dotTEST 10.4.3 では過去バージョンからルールの追加、削除がございます。

  • 既存のテストコンフィギュレーションをご利用になる場合、新規追加ルールを利用するにはテストコンフィギュレーションで該当ルールを有効にする必要があります。
  • 削除されたルールは dotTEST 10.4.3 ではご利用いただけません。

最新のルールは『dotTEST 10.4.3 ルール一覧』をご確認ください。

違反のメッセージ

dotTEST 10.4.3 のバージョンアップに合わせて以下のフロー解析ルールで違反メッセージが変更されました。
過去バージョンで設定したフロー解析の抑制情報が適用されない場合があります。

  • 到達できないコードを避ける [CS.PB.USC.UC-1]
  • 複合書式指定機能の引数の数を検証する [PB.CFF-1]


Plugin for Visual Studio

バージョン

Visual Studio から実行する Plugin for Visual Studio をご利用の場合、Plugin for Visual Studio もdotTEST 10.4.3 に合わせてバージョンアップする必要があります。
過去バージョンの dotTEST および Plugin for Visual Studioをアンインストール後、dotTEST 10.4.3 および dotTEST 10.4.3 用の Plugin for Visual Studio をインストールしてください。

サポートする Visual Studioバージョン

以下のバージョンの Visual Studio はサポートされなくなりました。dotTEST をプラグインすることはできません。

  • Visual Studio 2008、2010

プラグイン可能な Visual Studio のバージョンおよび前提条件は『要件』の『サポートされる Visual Studio ソリューション』および『IDE 統合』をご確認ください。
(https://docs.parasoft.com/display/DOTTESTJP1043/Requirements+1)

テストコンフィギュレーション編集

dotTEST 10.4.1から Plugin for Visual Studio からテストコンフィギュレーションの編集が可能になりました。

Parasoft DTP 違反の抑制

Parasoft DTP 5.4.3 では、Report Center 機能における違反の抑制方法が変更されました。
過去バージョン (5.1.x, 5.2.x, 5.3.x) の Parasoft DTP で抑制した違反情報は Parasoft DTP 5.4.3に引き継がれないため、再度抑制の設定を行う必要があります。
詳細は、『Parasoft DTP ドキュメント』の [リリースノート > DTP 5.4.0 > 違反エクスプローラーからの違反の抑制] をご確認ください。
(https://docs.parasoft.com/display/DTP543JP/DTP+5.4.0)
なお、dotTEST 10.4.3 の解析結果は Parasoft DTP 5.4.x 以上でなければパブリッシュできません。Report Center 機能をご利用の場合、dotTEST のバージョンアップと合わせて Parasoft DTP もバージョンアップしてください。

RuleWizard

カスタムルールを新規作成、および既存のカスタムルールを編集する場合は dotTEST 10.4.3 に対応した RuleWizard をご利用ください。
dotTEST 10.4.3 の RuleWizard は以下のモジュールです。
_Label_Keyword_その他の文書_Keyword_ParasoftRuleWizard-10.4.3.zip
zip ファイルを マルチバイト およびスペースを含まない任意のフォルダーに展開後、Windows 環境の場合は ParasoftRuleWizard.bat を、Linux 環境の場合は ParasoftRuleWizard.sh を起動してください。
なお、RuleWizard は dotTEST のインストールマシンとは異なる環境にインストールすることが可能です。
dotTEST 10.4.3よりRuleWizardの利用にライセンスを設定する必要があります。詳しいライセンス設定の方法については『dottest_10.4.3_setupguide』をご確認ください。

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