制限事項

dotTEST 2021.2 には下記の制限事項があります。

Parasoft DTP (DTP Standard を含む) のプロジェクトに関する制限事項

  • Parasoft DTP のプロジェクト名にマルチバイト文字が使用されている場合
    Parasoft DTP のプロジェクト (dtp.project) の設定値を Unicodeへ変換する必要があります。

解析対象プロジェクトに関する制限事項

  • 解析対象ソリューションおよびプロジェクトが 2 バイトやスペースを含むパスまたは
    ネットワークドライブ割り当てられたパス上に配置されている場合、解析エラーが発生する場合があります。

MSTest に関する制限事項

  • MSTest と MSTest V2 のパラメーター化されたテストケースは、1 テストケースの実行結果として蓄積され、報告されます。

  • MSTestおよび、NUnit テストケースを実行するには VSTest 実行用のテストコンフィギュレーションを利用してください。
    詳細についてはParasoftユーザーガイドの[単体テストの概要]と[単体テストの実行]を参照してください。

カバレッジ計測に関する制限事項

  • ローカルシステムアカウントから dotTEST を使用すると、単体テストやアプリケーションカバレッジ計測の結果を正しく得られない場合があります。
    dotTEST が期待どおり動作するよう、以下のコマンドを管理者権限で実行してください。
        <インストールフォルダー>\bin\dottest\dotnet\parasoft.dottest.profiling.reg.exe -ForAllUsers

  • アプリケーションカバレッジ計測機能の実行にはVisual C++ 再現パッケージのインストールが必要です。
    通常 dotTEST のインストール時にインストールされますが、再インストールが必要な場合以下のフォルダーのインストーラーを実行してください。
        <インストールフォルダー>\bin\prerequisites

  • IIS アプリケーションのカバレッジ計測ではIISマネージャーでLoadUserProfile (ユーザープロファイルの読み込み) オプションを ”True” に設定する必要があります。

  • IIS アプリケーションのカバレッジ計測に関して複数の制限事項があります。
    こちらをご確認ください。

VSTest に関する制限事項

ルールに関する制限事項

  • dotTESTのMicrosoft Code Analysisルールで、以下のルールは違反を検出する事が出来ません。
    ※ Microsoft Code AnalysisルールはdotTEST2021.2から非推奨になりました。

    • CA.1016

    • CA.1017

    • CA.1824

    • CA.2210

その他の制限事項

  • Visual Studio 2015 以降のUniversal Windows Apps プロジェクトタイプは、完全にはサポートされていません。
    project.json ファイルに格納された Nuget 依存関係情報が解析時に解決されず、結果に影響を与える場合があります。

  • 一部のコーディングスタンダードルールは x64 アセンブリをサポートしていません。

  • Web サイトプロジェクトは、IIS Server によってリコンパイルされ、ターゲットアセンブリの名前が変わるため、アプリケーションカバレッジスコープファイルを使用できません。
    Web アプリケーションの場合は問題なくスコープファイルを使用できます。

  • Visual Studio 2015 がインストールされていないマシンでメトリクスを計測するには"Microsoft Build Tools 2015" が必要です。
    "Microsoft Build Tools 2015" は以下よりダウンロードできます。
    https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=48159

  • C# と VB.NET のコードが混在した Web サイトのメトリクスを計測できません。

  • dotTESTインストールフォルダー内のルールドキュメント (dottest_user_guide.pdf) に "Microsoft Code Analysis rules" のルールは含まれません。
    <インストールフォルダー>\rules\doc\ja のルールドキュメントファイル (CA.*.html) を確認してください。

  • 解析対象ソリューションに含まれるプロジェクトの相対パスに 2 つのドット (/../) が含まれている場合、静的解析の結果は
    以前のバージョンの dotTEST によってレポートされた結果と一致しないことがあります。

  • Visual Basic プロジェクトを解析するには、テスト対象の VB プロジェクトで "Strict" および "Explicit" オプションを有効にする必要があります。

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