Eclipse プロジェクトを実行する方法には Eclipse GUIから画面操作で実行する方法と、Parasoft Runner からコマンドで実行する方法の 2 通りがございます。運用に合わせて実行方法を選択してください。
Eclipse GUI からの実行
Eclipse からサンプルプロジェクトを解析します。
- [Package Explorer] ビューで jtest-examples プロジェクトを選択します。
- 右クリック、コンテキストメニューより [静的解析] > [ XXX の実行] を選択します。
※"XXX" には 「テストコンフィギュレーションの準備」でアクティブなテストコンフィギュレーションに設定したテストコンフィギュレーション名が入ります。 - 実行が完了すると、次のようなダイアログが表示されます。
● "指摘事項の表示" チェックボックスにチェックをつけるとダイアログの終了後 [指摘事項] ビューが表示されます。
● "レポートの生成" チェックボックスにチェックをつけると解析結果のレポートを出力することができます。
● レポートに出力する内容は メニューの [Parasoft] > [設定] > [Parasoft] > [レポート] で設定できます。 - [指摘事項] ビューの見方は指摘事項の確認をご確認ください。
Parasoft Runnerからの実行
- Parasoft Runner を使ってコマンド実行で jtest-examples プロジェクトを解析します。
Plugin for Eclipse を Eclipse にプラグインすると Eclipse のインストールディレクトリに以下のファイルが作成されます。- jtestcli.bat / jtestcli.sh
- jtestcli.buildscript
- jtestcli.help
Eclipse インストールディレクトリの jtestcli.bat / jtestcli.shから解析を行います。
事前に解析対象プロジェクトが存在する Eclipse のワークスペースで Eclipse GUI を起動し、[Parasoft] メニューからライセンスを登録しておく必要があります。(Jtest のライセンスはワークスペースに保持します。)
Parasoft Runner を利用するには Jtest Engine エディションのライセンスが必要です。- jtestcli.bat / jtestcli.sh は以下のオプションを必要とします。
オプション | 意味 | 使用例 |
---|---|---|
-data | 解析対象のコードがある | -data c:\workspace |
-config | テストコンフィギュレーション | ファイルパス |
例)
ワークスペース(C:\workspace4.7) 内の全てのコードを 推奨ルールセット テストコンフィギュレーションで解析します。
jtestcli.bat –data "C:\workspace4.7" -config "user://推奨ルールセット" |
- 設定ファイルを使って解析範囲のカスタマイズやレポート出力先を指定することができます。
プロパティ | 意味 | 使用例 |
---|---|---|
jtest.resource | 解析対象のファイルまたはファイルのセットを指定する | jtest.resource=pattern1,pattern2 |
jtest.include | 特定のファイルだけを解析する(その他のファイルをスキップする) | jtest.include=pattern |
jtest.exclude | 特定のファイルを解析対象外とする | jtest.exclude=pattern |
report.location | レポート出力先を指定する | report.location=<dir_path> |
設定ファイルは -settings オプションで指定します。
例)
jtestcli.bat –data "C:\workspace4.7" -config "user://推奨ルールセット" -settings "C:\jtest_eclipse.settings" |
設定ファイルで使用できるプロパティの詳細についてはユーザーマニュアルの設定をご確認ください。