この章では、Jtest 10.x や202x で利用していたテストコンフィギュレーションやカスタムルールをJtest 2022.1で利用するための方法を記載します。
Jtest 10.x で利用していたユーザー定義テストコンフィギュレーションは Jtest 2022.1 でもご利用いただけます。
ただし、ルールの削除/追加やルールパラメータの変更があるため Jtest 2022.1 で再作成することを推奨しております。
Jtest 10.xのユーザー定義テストコンフィギュレーションの取得
以下の場所に格納されているJtest 10.x で利用しているユーザー定義のテストコンフィギュレーション (*.properties) を取得します。
${JTEST_HOME}/configs/user |
※ ${JTEST_HOME} は 過去バージョンのJtest 10.x のインストールディレクトリを示します。
Jtest 202x でユーザー定義のテストコンフィギュレーションの利用
取得したJtest 10.x または 202x のテストコンフィギュレーション (*.properties) をJtest 2022.1 の次の場所に格納します。
${JTEST_HOME}/configs/user |
※ ${JTEST_HOME} は Jtest 2022.1 のインストールディレクトリを示します。
格納後、以下いずれかの方法でテストコンフィギュレーションが利用可能であることをご確認ください。
コマンドラインインタフェースまたはビルドシステムプラグインをご利用の場合
次のコマンドを実行し、テストコンフィギュレーションが利用可能かをご確認ください。
>jtestcli -listconfigs Parasoft Jtest 2022.1.0 (10.6.0.202205101413) -- Copyright (C) 2022 Parasoft Corporation ※※ 一部省略 ※※ [Jtest] 利用可能なテスト コンフィギュレーション: 79 [Jtest] builtin://Calculate Application Coverage [Jtest] builtin://CERT for Java [Jtest] builtin://Code Smells [Jtest] builtin://Critical Rules [Jtest] builtin://CWE 4.6 [Jtest] builtin://CWE Top 25 + On the Cusp 2021 [Jtest] builtin://CWE Top 25 2021 [Jtest] builtin://Demo Configuration [Jtest] builtin://DISA-ASD-STIG |
${JTEST_HOME}/configs/user に格納したテストコンフィギュレーションは [user://コンフィギュレーション名] で表示されます。
Jtest 2021.1 から Jtest 2022.1へのバージョンアップに伴いビルトインテストコンフィギュレーションの追加/更新/削除が行われました。
以下のビルトインテストコンフィギュレーションが追加されました。
以下のビルトインテストコンフィギュレーションが更新されました。
以下のビルトインテストコンフィギュレーションが削除されました。
CWE 4.4
CWE 4.5
CWE Top 25 2020
CWE Top 25 + On the Cusp 2020
過去バージョンからルールファイルを取得する
RuleWizard で作成または変更したルールを Jtest 2022.1 で利用する場合、ルールファイル (*.rule) を、次のディレクトリから取得します。
${JTEST_HOME}/rules/user |
※ ${JTEST_HOME} は Jtest 10.x のインストールディレクトリを示します。
※ rulemap.xml が存在する場合はルールファイルと合わせて取得します。
2022.1にルールファイルを適用する
取得したルールファイル (*.rule) をJtest 2022.1の次のディレクトリに格納してください。
${JTEST_HOME}/rules/user |
※ ${JTEST_HOME} は Jtest 2022.1 のインストールディレクトリを示します。
※ rulemap.xml も合わせて格納します。
※ 正式運用の前にルールが Jtest 2022.1で正しく動作することをご確認ください。