Jtest(CUI)側のDTP Standard 連携向け設定ファイルの用意

本項目では、Jtest のCUI で解析時に、DTP Standard と連携するための設定を説明します。
Jtest で解析する場合、.properties ファイルに解析対象毎の設定を記述し、プロジェクト毎に読み込むファイル(設定値)を
切り替える方法を推奨します。.properties に設定するDTP Standard 連携向けの設定は以下の通りです。
セッションタグ、ビルドID の概念については、解析結果の収集に関する概念 を参照ください。

【設定項目】

プロパティ設定

設定値

プロパティ設定

設定値

dtp.url

DTP のベースURL

https://localhost:8443

dtp.user

DTP のログインユーザ

userA

dtp.password

パスワード

userA

dtp.project

DTP のプロジェクト

Code Parser

build.id

任意のビルドID

${hash}
(※1)
解析コマンド実行の前に環境変数hash に一意となるようなコミットハッシュ値を設定します。

report.dtp.publish

true / false

true

report.coverage.images

任意のカバレッジタグ
※単体テストでカバレッジデータをマージするときに使います。

${dtp_project};UnitTest
(※2)

report.scontrol

min / full

min

session.tag

任意のセッションタグ

${project_module}_${scontrol_branch}
(※2)

(※1)
Git 連携している場合の具体的な設定方法例を以下に記します。
Git のコミットハッシュ値を取得して、環境変数「hash」に設定する一連の手順となります。

■Windows でコマンドラインから設定する場合

> pushd <git リポジトリ> > for /f "usebackq" %a in (`git rev-parse HEAD`) do set hash=%a > popd

■Linux でコマンドラインから設定する場合

$ pushd <git リポジトリ> $ export hash=`git rev-parse HEAD` $ popd

(※2)
”dtp_project”、”project_module”、”scontrol_branch”は Jtest で使用可能な変数です。
タグ名として設定する際の一例としてご参考ください。
”dtp_project”は設定ファイルの「dtp.project」オプションで設定したプロジェクト名。
”project_module”はテスト対象プロジェクトのモジュール名。
”scontrol_branch”は構成管理システムと連携している場合のブランチ名。にそれぞれ該当します。