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スコープとは、テスト時のシンボルを収集する範囲になります。

ファイルスコープでのテスト

関数単位、機能単位でのテストの場合はこちらの設定を使用します。テスト対象のファイル内で定義されているシンボルは使用可能とみなし、テスト対象のファイル以外で定義されているシンボルは参照しません。そのため、外部シンボルはスタブを作成する必要があります。通常、関数レベルの単体テストはこのファイルスコープを使用します。ビルトインのコンフィギュレーションのうち、[Collect Stub Information]と[Run Unit Tests]は、(File Scope)と付くコンフィギュレーションを使用します。

プロジェクトスコープでのテスト

統合的なテストを行うときに使用する設定となります。 プロジェクト、および参照可能なライブラリなどから定義されている全てのシンボルを使用可能とみなすため、外部シンボルであっても、別ファイルに実体があればそれを参照して使用します。

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