本作業は Jtest がインストールされたマシン (monitor. zip を作成した環境) で実施します。
※アプリケーションサーバーのインストールマシンとJtestのインストールマシンが異なる場合は、アプリケーションサーバー停止後にmonitor ディレクトリを Jtest インストールマシンにコピーします。
メタデータと取得した動的カバレッジデータをもとにカバレッジレポートを作成するには jtestcli コマンドラインインタフェースを利用します。
jtestcli -staticcoverage [static_coverage.xml ファイルパス] –runtimecoverage [runtime_coverage ディレクトリのパス] -config "builtin://Calculate Application Coverage" –report [レポートファイル出力ディレクトリのパス]
実行後、-report オプションで指定したディレクトリにカバレッジ計測結果を記録した coverage.xml と Jtest の実行レポートが生成されます。
【Tips - IDE でカバレッジデータを確認する- 】
coverage.xml を IDE にインポートするとソースコードベースでカバレッジデータを確認することが出来ます。
- IDE にプロジェクト形式でソースコードをインポートします。 (インポートしていない場合のみ)
- カバレッジ情報をインポートします。
Jtestがプラグインされている IDE の [Parasoft] メニュー > [ビューの表示] > [カバレッジ] でカバレッジビューを開きます。
カバレッジビューのメニューボタン(▽) > インポート > ローカルファイルまたはURL を選択します。
表示されるダイアログ画面の […] ボタンを押下して coverage.xml ファイルパスを指定します
カバレッジビューには実行可能行とアプリケーションにて実行された行数とパーセントが表示されます。
カバレッジビュー上でメソッドをダブルクリックすると該当のソースコードに遷移することが出来ます。
ソースコードの左端が緑に塗られている行はアプリケーションカバレッジの計測にて実行された処理を、赤に塗られている行は実行されなかった処理を表しています。