C/C++test(CUI)側の DTP Standard 連携向け設定ファイルの用意
本項目では、C/C++test の CUI で解析時に、DTP Standard と連携するための設定を説明します。
CUI で解析する場合、.properties ファイルに解析対象毎の設定を記述し、プロジェクト毎に読み込むファイル(設定値)を切り替える方法を推奨します。.properties に設定する DTP Standard 連携向けの設定は以下の通りです。
セッションタグ、ビルド ID の概念については、「解析結果の収集に関する概念」を参照ください。
【設定項目】
プロパティ設定 | 設定値 | 例 |
---|---|---|
dtp.enabled | true / false | true |
dtp.url | DTP のベースURL | https://localhost:8443 |
dtp.user | DTP のログインユーザ | userA |
dtp.password | パスワード | userA |
dtp.project | DTP のプロジェクト | Code Parser |
build.id | 任意のビルド ID | ${hash} (※1) |
report.dtp.publish | true / false | true |
report.coverage.images | 任意のカバレッジタグ | ${dtp_project};UnitTest |
report.scontrol (※2) | min / full | min |
session.tag (※2) | 任意のセッションタグ | ${project_module}_${scontrol_branch} |
(※1) Git 連携している場合の具体的な設定方法例を以下に記します。
Git のコミットハッシュ値を取得して、環境変数「hash」に設定する一連の手順となります。
Windows でコマンドラインから設定する場合
> pushd <git リポジトリ>
> for /f "usebackq" %a in (`git rev-parse HEAD`) do set hash=%a
> popd
Linux でコマンドラインから設定する場合
$ pushd <git リポジトリ>
$ export hash=`git rev-parse HEAD`
$ popd
(※2)report.scontrol, session.tag の設定には、dtp.additional.settings 接頭辞が必要となります。改行コード(\r\n)は、Linux の場合(\n)に読み替えて設定をしてください。
例) dtp.additional.settings=session.tag\=${project_module}_${scontrol_branch}\r\nreport.scontrol\=min
(※3)"dtp_project"、"project_module"、"scontrol_branch"は C/C++test で使用可能な変数です。
タグ名として設定する際の一例としてご参考ください。
"dtp_project" 設定ファイルの「dtp.project」オプションで設定したプロジェクト名
"project_module" テスト対象プロジェクトのモジュール名
"scontrol_branch" 構成管理システムと連携している場合のブランチ名
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