cpptesttrace/cpptestscanでは、トレース実行時にオプションを付与することが出来ます。ここでは、使用可能なオプション一覧を記載します(本オプション一覧はC++test 10.4.3をベースとしています)。
オプション |
詳細 |
--cpptesttraceOutputFile=<OUTPUT_FILE> |
.bdfファイルの出力先を指定します。拡張子を含むフルパス、もしくは相対パスでの指定をします。"CPPTEST_SCAN_OUTPUT_FILE"環境変数でも指定可能です。 |
--cpptesttraceTraceCommand=[<regexp>| |
ビルド時にトレースするコマンド(実行ファイル名)を指定します。ほとんどの場合は、プロジェクトのビルドに使用する、コンパイラ実行ファイル名とリンカ実行ファイル名を指定します。"CPPTEST_SCAN_TRACE_COMMAND"環境変数でも指定可能です。 |
--cpptesttraceProjectName=<PROJECT_NAME> |
C++testへインポートした際のプロジェクト名を指定します。"CPPTEST_SCAN_PROJECT_NAME"の環境変数でも指定可能です。 |
--cpptesttraceCmdLinePrefix=<PREFIX> |
元のコマンドラインを実行する設定が有効になっている場合、指定されたコマンドが元のコマンドラインの先頭に付与されます。"CPPTEST_SCAN_CMD_LINE_PREFIX"環境変数でも指定可能です。 |
--cpptesttraceEnvInOutput=[yes|no] |
cpptesttrace/scan実行時の環境変数一覧を.bdfファイルに出力するかを指定します。"CPPTEST_SCAN_ENV_IN_OUTPUT"環境変数でも指定可能です。 |
--cpptesttraceEnvFile=<ENV_FILE> |
cpptesttrace/scan実行時の環境変数一覧を<ENV_FILE>に出力します。このオプションを使用するには" cpptesttraceEnvInOutput"オプションを有効にする必要があります。"CPPTEST_SCAN_ENV_FILE" 環境変数でも指定可能です。 |
--cpptesttraceEnvars=[*|<ENVAR_NAME>,...] |
cpptesttrace/scan実行時に指定した環境変数の情報を出力します。このオプションを使用するには" cpptesttraceEnvInOutput"オプションを有効にする必要があります。"CPPTEST_SCAN_ENVARS"環境変数でも指定可能です。 |
--cpptesttraceUseVariable=[VAR_NAME=VALUE,...] |
VALUEに指定したオプションを${VAR_NAME}に指定したオプションと置き換えます。"CPPTEST_SCAN_USE_VARIABLE"環境変数でも指定可能です。 |
--cpptesttraceTraceLog=<LOG_FILE> |
cpptesttrace実行時のデバッグログを<ENV_FILE>に出力します。"CPPTEST_SCAN_TRACE_LOG"環境変数でも指定可能です。 |
--cpptesttraceResponseFilePrefix=<PREFIX> |
レスポンスファイルを使用している場合のプレフィックスを指定します(<PREFIX><RESPONSE_FILE>)。"CPPTEST_SCAN_RESPONSE_PREFIX"環境変数でも指定可能です。 |
--cpptesttraceResponseFileOption=<OPTION_NAME> |
レスポンスファイルを使用している場合のオプションを指定します(<PREFIX> <RESPONSE_FILE>)。"CPPTEST_SCAN_RESPONSE_OPTION"環境変数でも指定可能です。 |
--cpptesttraceResponseFileParser=[gnu|msvc|native] |
レスポンスファイルを使用している場合のパーサーを指定します。"CPPTEST_SCAN_RESPONSE_PARSER"環境変数でも指定可能です。 |
--cpptestscanRunOrigCmd=[yes|no] |
"yes"を指定した場合、オリジナルのコマンドラインも同時に実行されます。"CPPTEST_SCAN_RUN_ORIG_CMD"環境変数でも指定可能です。 |