こちらのページは Jtest 2022.1 向けのFAQページです。
Q-1.インストール・セットアップ
Q1-1 Jtestのライセンス請求に必要なマシンIDの取得方法が分かりません。
マシンIDはコマンドライン、IDEプラグインメニューのどちらからでも取得いただけます。ご利用環境に合わせて取得方法をお選びください。
コマンドラインの場合
以下のコマンドをコマンドプロンプトより実行いただくことで確認ができます。(JTEST_HOME=Jtestインストールディレクトリ)
JTEST_HOME\jtestcli.exe -machineidIDEプラグインの場合
IDEメニュー>Parasoft>設定より Parasoft>ライセンスで確認ができます。
Q1-2 ノードロックライセンスはどのように設定すればいいですか?
対象PCのマシンIDを取得いただいた情報を元にライセンスパスワードを取得します。
Parasoft 製品カスタマーセンター(parasoft-user@techmatrix.co.jp)までライセンスパスワードの請求をお願いいたします。
コマンドライン、ビルドツールプラグインの場合
取得したライセンスパスワードを後述のファイルに設定をしてください。
(JTEST_HOME=Jtestインストールディレクトリ)
<JTEST_HOME\jtestcli.properties ファイル>jtest.license.use_network=false jtest.license.local.password=発行されたライセンスパスワード
IDE プラグインの場合
IDEメニュー>Parasoft>設定より Parasoft>ライセンスの「パスワード」にライセンスパスワードを設定してください。
Q1-3 フローティングライセンスはどのように設定すればいいですか?
以下の手順でフローティングライセンスの設定を行ってください。
Parasoft DTPへの接続設定を行います。
コマンドライン、ビルドツールプラグインの場合 jtestcli.propertiesファイルに以下のような設定が記述されていることを確認してください。
(JTEST_HOME=Jtestインストールディレクトリ)
<JTEST_HOME\jtestcli.properties ファイル>jtest.license.use_network=true jtest.license.network.type=ls jtest.license.network.edition=ご利用の環境に合わせてエディションを設定してください dtp.server=dtpserver.domain(IPもしくはホスト名) dtp.port=8443 dtp.user=admin dtp.password=admin
IDE プラグインの場合
IDEメニュー>Parasoft>設定でParasoft設定ダイアログを表示します。
Parasoft>ライセンス 「ライセンス」設定で「ネットワーク」を選択します。
Parasoft> DTPで以下の設定を行います。
有効化:チェック
ホスト名:dtpserver.domain(IPもしくはホスト名)
ポート:8443
ユーザー名:admin
パスワード:admin「接続のテスト」ボタンを押下して接続確認を行います。
Parasoft DTPが起動しており、jtestcli.propertiesファイルまたはIDEプラグインで指定したポートにアクセスできることを確認します。
ファイアウォールによって外部からのアクセスが許可されていることもご確認ください。
Q1-4 過去バージョンのテストコンフィギュレーションを、最新バージョンで利用できますか?
過去バージョンで作成したテストコンフィギュレーションの利用は推奨しておりませんが、静的解析ルールに限り、過去バージョンと最新バージョンで同じルールIDがあれば利用できます。過去バージョンのテストコンフィギュレーションを使用する方法は次の通りです。
過去バージョンにてテストコンフィギュレーションをエクスポートします。
エクスポートしたテストコンフィギュレーションファイル(テストコンフィギュレーション名.properties)を解析に使うJtestのインストールディレクトリ以下のconfigs/userディレクトリにコピーします。
Jtestの「jtestcli -listconfigs」コマンドを実行し、1でエクスポートしたテストコンフィギュレーションが表示されることを確認します。
ルールIDの変更やルールの削除/追加は別途テクマトリックスから提供している「Jtest ルール一覧」をご参照ください。
Q1-5 解析結果レポートは生成されましたが、DTP Standardへのパブリッシュに失敗します。
以下の点を確認してください。
Jtest インストールディレクトリの jtestcli.properties または -settings オプションで指定する設定ファイルで次の設定が行われていることを確認します。
dtp.server=dtpserver.domain dtp.port=8443 dtp.user=admin dtp.password=admin dtp.project=dtp_project_name report.dtp.publish=true
Parasoft DTPが起動しており、Jtest のインストールマシンのWEB ブラウザから jtestcli.propertiesファイルで指定したポートにアクセスできることを確認します。
DTP Standardサーバーのファイアウォールの設定で外部からのアクセスが許可されていることを確認します。DTP Standardが使用しているポートがファイアウォールで許可され、外部からアクセスできることを確認してください。
使用ポートは DTP_DATA_DIR\conf\DCServerConfig.xml ファイルでご確認いただけます。
(DTP_DATA_DIR=Windowsの場合:C:\ProgramData\Parasoft\DTP、Linuxの場合:インストール時に指定したパス)<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <root-config> <dc-server-port> 8082</dc-server-port> ・ ・ </root-config>
Jtest の dtp.project で指定されたプロジェクトが、DTP StandardのReport Centerに存在することを確認します。
Q1-6 マシンIDを取得したところ「WIN32-0」と表示されました。正しいマシンIDでしょうか?
正常にマシンIDが取得できていません。
Windows 環境に Jtest をインストールするには「Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ」が必要となります。
「Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ」をインストール後、再度マシンIDをご確認ください。
Q1-7 解析対象のうち特定のファイルだけを解析することはできますか?
解析範囲を限定する方法には以下の2通りがございます。
解析範囲を限定する方法には以下の2通りがございます。
コマンドオプションを利用する
-resource :解析対象のリソース (プロジェクト、フォルダ、ファイル)を指定します。
-include :解析対象のリソースからプロジェクトからの相対パス、またはファイルシステムのパスに一致するファイルだけを解析するよう指定します。一致しないその他のファイルはスキップされます。
-exclude :解析対象のリソースからプロジェクトからの相対パス、またはファイルシステムのパスに一致するファイル以外を解析するよう指定します。
テストコンフィギュレーションのスコープ設定を利用する
テストコンフィギュレーションでは以下のスコープ設定を行うことが出来ます。時間フィルター:指定の時間条件に合わないファイルを解析対象から外します。ファイルの変更日付、構成管理ツールにコミットされたタイミング等から解析対象を絞ることが出来ます。
ファイルパスフィルター:解析対象とするファイルまたは解析対象から外すファイルパスをワイルドカードまたは正規表現で定義します。
ファイルコンテンツフィルター:自動生成されたコードを解析対象から外します。
作成者フィルター:特定の開発者が作成したファイルまたは行だけを解析対象とします。
ファイルサイズフィルター:空のファイルや特定の行数以上のファイルは解析対象から外します。
コードブロックオプション:ソースファイルに記述された特定のコメント間だけを解析対象とします。
Q1-8 プロジェクト形式になっていないソースコードは解析出来ますか?
jtestcliコマンドを利用してプロジェクトファイルを作成し解析を行います。
jtestcli の -project オプションでプロジェクトファイル(JSONファイル)を作成する。
-projectオプションの概要は以下となります。<コマンドサンプル>
-project.location C:/ExampleProject -project.name ExampleProject -project.encoding UTF-8 -project.sourcepath C:/ExampleProject/src -project.sourcelevel 1.7 -project.classpath C:/ExampleProject/lib/test.jar;C:/ExampleProject/lib/test2.jar; -project.javahome C:/Program Files/Java/jdk1.7
作成したプロジェクトファイル(JSONファイル)をjtestcli の -data オプションに指定して解析する。
-project オプションの詳細は こちらのページの[カスタム JSON の作成]をご参照ください。
Q1-9 プロジェクトごとに構成管理ツールの連携情報などJtestの設定を変更したいのですがどうすればいいでしょうか?
jtestcliコマンドの-settingsオプションを利用することで解析実行ごとにJtestの設定を変更することができます。
デフォルトの設定はJtestインストールディレクトリにあるjtestcli.propertiesファイルに指定されています。
-settingsオプションの詳細はこちらのページの [コンフィギュレーションのカスタマイズ]をご参照ください。
Q1-10 ビルトインテストコンフィギュレーションを変更できますか?
IDEメニュー > [Parasoft] > [設定] > [コンフィギュレーション] より、基になる対象のテストコンフィギュレーションを[Builtin]から選択します。
対象のテストコンフィギュレーションを右クリックし、[ローカルで重複]を選択します。[User] 以下に、コピーしたテストコンフィギュレーションが作成されます。
対象のテストコンフィギュレーションを右クリックし、[編集]を選択します。テストコンフィギュレーションを編集するためのテストコンフィギュレーションエディタ(WEB 画面)が起動します。
変更したいタブをクリックして編集、[保存]ボタンを押下して設定を保存します。IDEメニュー > [Parasoft] > [設定] > [コンフィギュレーション] より対象のテストコンフィギュレーションを「アクティブとして選択」または「お気に入りに追加」を選択して利用可能な状態としてください。
利用可能な状態となったテストコンフィギュレーションはIDEメニュー > [Parasoft] > [お気に入りと実行履歴]から選択することができます。