※この章で扱いますコマンドライン実行はEngine Edition (Server Edition)のライセンスが必要となります。
C++testはコマンドライン実行機能を搭載しています。静的解析を自動実行するコマンドを記載したバッチファイルを作成して、CI環境に組み込むことで、ユーザーの操作を必要とせず、自動的に静的解析を行う環境を作ることも可能です。
ここでは、本書で作成したC++testのプロジェクトに対してバッチファイルを用いたコマンドライン実行を紹介します。
このページの内容:
コマンドライン実行用バッチファイルの作成 (Visual Studio版)
「C:\Parasoft_Tutorial\workspace_user_1\DevelopSampleProject」ディレクトリ下にある「cpptestcli_exec.bat」をエディタで開きます。
「VC_DIR」環境変数および「VS_VERSION」環境変数をご使用のVisual Studioバージョンに合わせて変更します。
「CPPTEST_DIR」環境変数にC++testのインストールディレクトリが設定されていることを確認します。
※インストールディレクトリが異なる場合は、適宜ご変更ください。
コマンドライン実行用バッチファイルの実行 (Visual Studio版)
コマンドプロンプトを起動し、「C:\Parasoft_Tutorial\workspace_user_1\DevelopSampleProject」ディレクトリに移動します。
「cpptestcli_exec.bat」を実行します。
解析処理が進むことを確認します。
解析が終了し、違反が検出されることを確認します。