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まず、C++testがソース管理システムと連携するために必要な設定項目についてご紹介します。

1.1 ソース管理システムの設定

C++test を起動し、GUIでソース管理システムの設定を行います。当設定を行うことで、C++testがソース管理システム情報を参照可能になります。
(1).     C++testを起動し、メニューから [Parasoft] > [設定] を選択します。
(2).     設定画面の左リストから [Parasoft] > [ソース管理] を選択します。
(3).     ソース管理 画面で以下の部分を設定します。

① 次との統合を有効または無効にする
連携対象のソース管理システム名にチェックを入れます。
テキストボックスに実行ファイル名を入力します。
PATHが通っている場合:
実行ファイル名のみ記載します。
PATHが通っていない場合:
テキストボックス右隣にある[…]を選択し、実行ファイル自体を指定します。(フルパスで指定する)

② カスタムリポジトリ
[新規]を選択し、”ソース管理システムの説明を作成”画面で、
対象のソース管理リポジトリを設定し、[接続チェック]を選択する。
※設定項目はソース管理連携システムにより異なります。

(4).     [適用] を選択後、[適用して閉じる] を選択し、設定画面を閉じます。

1.1.1 Gitの構成

Gitを設定する場合:
① 次との統合を有効または無効にするGitにチェックを入れる。Pathが通っていなければ、実行ファイルを指定する。
② カスタムリポジトリリポジトリプロパティを設定する。

リポジトリプロパティ

詳細

URL

プル/ プッシュするリモート リポジトリの URL を指定します。プルおよびプッシュが無効な場合、このフィールドは空のままにします。すべての git URL を使用できます ( 例: git://host/repository , ssh://user@host user@host)。
git コマンドラインはフラグ付きのクレデンシャル設定をサポートしていないため、ssh などの通常は認証を要求するプロトコルの場合、ID ファイルを設定してクレデンシャルがなくてもログインできるようにするか、匿名での接続が許可されるようにする必要があります。

ブランチ

ソース管理モジュールが使用するローカル ワークスペース内のブランチ名を入力します。

作業フォルダー

ローカル git リポジトリのルートを入力します。

1.1.2 Subversionの構成

Subversionを設定する場合:
① 次との統合を有効または無効にするSubversionにチェックを入れる。Pathが通っていなければ、実行ファイルを指定する。
② カスタムリポジトリリポジトリプロパティを設定する。

リポジトリプロパティ

詳細

URL

SVN サーバーの URL。URL にはプロトコル、サーバー名、ポート、および開始リポジトリ パスを指定します。
例:svn://buildmachine.foobar.com/home/svnn

ユーザー

リポジトリに接続するときに使用するユーザー名

パスワード

ユーザーのパスワード

1.1.3 その他の構成

Git、Subversion以外のその他のソース管理システムについても、設定するための基本的な手順、設定項目については変わりありません。
その他の構成の場合でも、
① 次との統合を有効または無効にする
② カスタムリポジトリ
を各ソース管理システムに合わせて設定することで連携が可能です。各ソース管理システムにおけるリポジトリプロパティの設定項目については、下記ユーザーガイドをご確認ください。

1.2 スコープと作成者の設定

C++testでスコープと作成者の設定を行います。これにより、1.1で設定したソース管理システムの情報からユーザー名等を取得可能になります。
(1).     C++testを起動して、メニューから[Parasoft] > [設定] を選択します。
(2).     設定画面の左リストから [Parasoft] > [スコープと作成者] を選択します。
(3).     スコープと作成の画面で ”ソース管理システム(変更作成者)を使ってスコープを計算” にチェックを入れて有効にします。

(4).     [適用] を選択後、[適用して閉じる] を選択し、設定画面を閉じます。
(5).     プロジェクト・エクスプローラー ビュー よりソース管理連携対象プロジェクトから適当なソースコードをダブルクリックして開きます。
(6).     表示されたソースコードから適当な行を選び右クリックして、メニューから [Parasoft] > [行の作成者を表示] を選択します。
(7).     最終行作成者 画面が開き、行の作成者 が表示されるので、表示された内容がソース管理システムから取得できているか確認します
          ・最後に対象行をコミットしたユーザー名が表示されているか
          ・”スコープ:ソース管理システム(変更作成者)” の表示になっているか

(8).     手順(7).での確認に問題が無ければ、ソース管理システムとの連携は完了です。

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