Jtest は Mockito と PowerMock をサポートしています。
以下のモックを作成するには PowerMock を利用します。
- staticメソッド
- 特定クラスのコンストラクター
- 自クラスのprivateメソッド
ここではコンストラクターをモックにする方法を確認います。
・事前準備
PowerMock を利用できるように設定します。
1.メニューの [Parasoft] > [設定] を選択して設定ダイアログを開きます。
2.[Parasoft] > [単体テスト アシスタント] > [モック] を選択します。
3.以下の設定になっていることを確認します。※赤字が設定する値となります
- “有効” チェックボックス : ON
- “モックにヘルパーメソッドを使用” チェックボックス : ON
- フレームワークで “PowerMock with Mockito” ラジオボタン : ON
・テスト対象メソッド確認
Order#setDate メソッドをテストするメソッドを作成します。
Order#setDate メソッドは Util#checkDateFormat メソッドを呼び出します。
Util#checkDateFormat メソッドは static メソッドです。今回はこの Util#checkDateFormat をモックにします。
Util#checkDateFormat では入力された文字列が日付のフォーマット “yyyy/MM/dd” に一致するかをチェックします。
一致する場合は、true を返却し、一致しない場合は false を返却します。