dotTEST 2020.2 のご利用にあたり、以下の点にご注意ください。
ドキュメント
製品に付属の日本語版ドキュメントについては本書の ドキュメント一覧 をご確認ください。
移行ガイドをご用意しています。
Jtest 9.X からバージョンアップ
移行ガイド ~dotTEST9.X ユーザー向け~をご覧ください。
Jtest 10.X からバージョンアップ
移行ガイド ~dotTEST 10.X ユーザー向け~をご覧ください。
稼動環境について
ユーザーマニュアルやリリースノートに記載されている情報は、2020 年 10 月16日時点の情報です。
2020 年 10 月16日以降に、稼動環境に記載されている製品のマイナーバージョンを含めた新バージョンがリリースされた場合は
その新バージョンにおける dotTEST 2020.2 の動作は保証やサポートの対象にはなりません (サポートの対象外です)。
マシン ID が変わってしまう場合
マシン ID はインストールマシンの CPU 、マザーボード、ネットワークインターフェース等の情報をもとに生成します。
過去事例として、以下の操作によりマシン ID が変わる事象を確認しています。
マウスやメモリなどの USB ポートの差込み変更
他のアプリケーションのアップデートや新規インストール
ネットワーク設定の変更
マシン ID の生成に使用するネットワークの情報を明示的に指定することでマシン ID の変更を防ぐことができます。
PARASOFT_SUPPORT_NET_INTERFACES 環境変数を作成します。
作成した変数に安定した Ethernet ネットワーク インスタンスを指定します。
仮想インターフェース、一時インターフェース、ループバックインターフェースは使用しないでください。
● ネットワーク カードの MAC アドレス (例:00-10-D9-27-AC-85) を指定してください。
ipconfig -all コマンドを実行すると、 MAC アドレスを取得できます。SET PARASOFT_SUPPORT_NET_INTERFACES=00-10-D9-27-AC-8
dotTEST のマシンIDを取得してください。
他のParasoft 製品が既にインストールされている場合
dotTEST 2020.2 の Visual Studio プラグインを利用する場合、異なるバージョンまたは種類の Parasoft クライアント製品を Visual Studio の同じ構成にプラグインすることはできません。
例えば、dotTEST 2020.2 と C++test 2020.2 は Visual Studio の同じ構成にインストールすることが出来ないため、インストール時に Visual Studio の構成を分けてください。
ルール作成/変更機能 RuleWizard をご利用する場合
ご利用の dotTEST 2020.2 のバージョンに対応した RuleWizard をご利用ください。
ParasoftRuleWizard-2020.2.zip
モジュールは dotTEST ユーザーページよりダウンロードできます。
上記 zip ファイルをダウンロード後、任意のフォルダー(パスにマルチバイト およびスペースを含まない)に解凍後
ParasoftRuleWizard.bat または、 ParasoftRuleWizard.sh を起動してください。
異なるバージョンで作成したルールをご利用いただく前に、以下の点をご確認ください。
※ dotTEST 2020.2 用の RuleWizardでルールファイルを開き保存しなおしてください。
※ 仕様変更により dotTEST 2020.2 ではご利用いただけない場合がございます。
正式運用の前に dotTEST 2020.2 で動作確認をしてください。
Visual Studio にdotTESTをプラグインしてご利用する場合
以下の点にご注意ください。
「ライトウェイトソリューションロード」 機能を有効化している
dotTEST が解析対象をビルドできず、解析が行われないことや一部のルールが実行されないことがございます。
回避策として以下のいずれかを実施してください。
1. 「ライトウェイトソリューションロード」 機能を無効化する
2. dotTEST が解析時に行うビルドを MSBuild に変更する
3. 解析前にソリューションをビルドし、dotTEST の解析ではビルドをスキップする
手順2および3の詳細な手順は以下をご確認ください。
https://docs.parasoft.com/display/DOTTESTJP20202/Building+Solutions+and+Projects
「Parasoft DTP Plugin が Visual Studio 2017 の処理を遅くしている」という通知が表示される
dotTESTをプラグインした場合に、Visual Studio の起動時間が増加したことを示すポップアップ警告が表示される場合があります。警告表示を無効にするには、表示されるポップアップウィンドウで [Manage Visual Studio Performance] リンクをクリックして起動時間を確認し、警告の表示を無効にすることができます。
コードマーカーが表示されない
Visual Studio 2015 に dotTEST を再インストールした場合、Visual Studio 2015 のエディターに解析の指摘事項やコードカバレッジを示すコードマーカーが表示されない場合があります。
回避策として「Visual Studio MEF キャッシュ」を消去する必要があります。dotTESTのプラグイン方法によって、以下のいずれかの場所にキャッシュディレクトリがありますため、手動にて削除ください。
● デフォルトのオプションでプラグインをインストールした場合:
%localappdata%\Microsoft\VisualStudio\14.0\ComponentModelCache
● インストール時に <SUFFIX> パラメーターを使用して Visual Studio のレジストリ接尾辞を指定した場合:
%localappdata%\Microsoft\VisualStudio\14.0<suffix_name>\ComponentModelCache
一部の静的解析ルールやメトリクスで結果が表示されない
Visual Studio 2013 で dotTEST の解析を実行する場合、一部の静的解析ルールおよびメトリクスは、Visual Studio 2013 Update 5 を必要とします。
Visual Studio 2013 Update 5 以降を利用するか、 dottestcli.exe コマンドラインインタフェースから解析を実行してください。
dotTEST 2020.2 のインストーラーに「dotTEST 10.4」の表記がある
dotTEST 2020.2のインストーラーに、一部「dotTEST 10.4」の表記となってしまっている部分がありますが
一番上に「Parasoft dotTEST 2020.2 セットアップ」と表示されている場合は問題ありませんので、インストールを進めてください。