変更点
DTPおよびスタンドアロンライセンスサーバーへの接続
DTPおよびスタンドアロンライセンスサーバーに接続するにはHTTPSが必須になりました。
2024.2からはHTTPでの接続はできません。dotTESTを 2024.2(最新版)にバージョンアップした場合は、DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバーも 2024.xにバージョンアップする必要があります。
dotTEST が 2024.2の場合、DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバー 2023.2以前のバージョンに接続することはできません。
※ スタンドアロンライセンスサーバー2024.2のリリースはありません。2024.1をご利用ください。dotTEST2024.2 と DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバー 2024.x の組み合わせ OK
dotTEST2024.2 と DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバー 2023.x の組み合わせ NG
静的解析のLLM 連携機能の拡張
LLM プロバイダーの追加
Open AI および Azure OpenAI だけでなく、OpenAI REST API と互換性があるチャット コンプリーション エンドポイントを持つ任意の LLM プロバイダーもサポートされるようになりました。
※ OpenAI 連携機能はLLM 連携機能に名称が変更
※ LLM 連携機能にはLLM プロバイダーの利用契約は含まれておりません。利用者が個別に契約する必要があります。
※ LLM 連携機能の利用(無償)をご希望の場合は、ライセンスキー請求の際にお申し付けください。
申請頂いた場合にのみ、ライセンスを発行いたします。
※ C#のみサポートしており、VB.NET はサポートしておりません。
※ Visual Studio の LLM 連携機能は、VS 2019 以降がサポートされています。
LLM 統合
https://docs.parasoft.com/display/DOTTESTJP20242/OpenAI+Integration
LLM 設定方法
https://docs.parasoft.com/display/DOTTESTJP20242/Configuring+Open+AI+Settings
dotTESTのLLM 連携機能はHTTPS/TLS 上で LLM プロバイダー REST APIを使用します。
LLM 連携機能をご利用の場合、LLM プロバイダー にソースコードなどの情報が送信されます。
差分エディターでAIが推奨する修正内容を直接コードに適用
AI が推奨する修正を直接コードに適用できるようになりました。
差分エディターを使用して変更を確認し、修正をすべて適用するか、一部分を選択して適用するか選択ができます。
Visual Studio Code で生成 AIのサポート
Visual Studio Code プラグインが AI 生成の修正を使用した静的解析違反の解決をサポートするようになりました。
詳細はParasoft dotTEST extension for Visual Studio Codeのページをご確認ください。
※ GitHub Copilot Chat連携機能にはGitHub Copilotの利用契約は含まれておりません。利用者が個別に契約する必要があります。
アプリケーションカバレッジ計測に関する制限事項の改善
これまでは.NET6のバグにより、アプリケーションカバレッジ計測する場合はdottest.Hooks.dll ファイルを
ビルドの成果物が保存されているフォルダにコピーする必要がありましたが、2024.2からは不要になりました。
Visual Studioのサポート
以下のバージョンはサポート対象外になりました。
Visual Studio 2015
フレームワークのサポート
以下のバージョンは非推奨となりました。今後のリリースで削除される予定です。
.NET CLR 2.0
新規及び更新されたテストコンフィギュレーション
次のテストコンフィギュレーションが追加されました。
CWE 4.15
次のテスト コンフィギュレーションが更新されました。
Critical Rules
CWE Top 25 + On the Cusp 2023
HIPAA
OWASP ASVS 4.0.3
OWASP Top 10-2021
Recommended Rules
Security Assessment
UL 2900
新規ルールの追加
フロー解析のルールが追加されました。
カテゴリ | ルールID | ルールの説明 | |
---|---|---|---|
1 | Web セキュリティ | SEC.WEB.HPWCS | 設定ファイルの接続文字列でハードコーディングされたパスワードを使用しない |
2 | Web セキュリティ | SEC.WEB.GEL | ASP.NET Core アプリケーションのグローバル例外をログに記録する |
3 | バグの可能性 | BD.PB.TMTC | ThreadStart/ParameterizedThreadStart で使用されるメソッドの本体が 'try-catch' ブロックで囲まれていることを確認する |
その他の拡張
dotTEST 付属の JRE がバージョン 21にアップデートされました。
次の形式のデフォルトのレポート ファイル名が変更されました。
Azure DevOps 向け SARIF : report_azure.sarif
XSLカスタム : report_custom.html
Gitのサポートバージョンは2.46までになりました。