Eclipse 上で解析結果を確認する方法を説明します。

指摘事項ビュー

[指摘事項] ビューは、指摘事項のサマリを表示しています。
このビューは、右側にある [▽] をクリックし、[表示] メニューから表示を切り替えることができます。

[内容の構成…] を選択すると [DTP の指摘事項] ビューに表示する項目をカスタマイズすることが出来ます。

[DTP の指摘事項] ビューで検出した違反情報をダブルクリックすると、指摘箇所がエディタ上に表示されます。

[指摘事項] ビューで検出した違反情報を右クリック　> 『XX.XXX のドキュメントを表示』を選択すると指摘されたルールのルールドキュメントを確認することが出来ます。

指摘事項の詳細ビュー

[指摘事項の詳細] ビューでは、フロー解析の違反を検出したパスを表示します。

[指摘事項] ビューで詳細を確認する違反を右クリック > [指摘事項の詳細に表示]を選択します。
(以降の手順では、jtest-examples プロジェクトを "フロー解析" テストコンフィギュレーションで解析した結果に対して操作しています。)
[指摘事項の詳細] ビューで指摘事項の詳細を確認することが出来ます。

フロー解析結果の詳細を確認すると、Jtest が違反を検出するに至った実行パスを確認することが出来ます。
下の例では AlwaysCloseGSS.java に対して 30 行目に「"context" は null の可能性がある」の指摘を検出しています。
ビューでは30行目の指摘に至るまでのパスとして以下の流れを確認することが出来ます。
20行目： "context" に null 値の代入
22行目： GSSException がスローされる
26,27行目：例外処理
30行目： null 値の "context" に対して context.dispose() の呼出しでNullPointerException が発生する可能性がある

	違反の原因(違反の発生原因) 例では変数に null を代入した箇所。
	例外をスローする
	違反のポイント(エラーが発生する可能性)