変更点

Jtest 2020.1 では以下の変更点があります。

バージョン番号の刷新

Jtest を含むすべての Parasoft 製品は次のバージョン番号付け規則に従います。
YYYY.release

Java 6 のサポート

java 6 以下のサポートは非推奨になりました。
Java 6 以下を必要とする環境のサポートは、今後のリリースで廃止されます。

NetBeans のサポート

すべてのバージョンの NetBeans IDE が非推奨になりました。

Windows 7 のサポート

EOL に伴い、Windows 7 のサポートは非推奨になりました。

SCM のサポート

次の SCM のサポートは非推奨になりました。

  • AccuRev

  • ClearCase

  • CVS

  • Serena Dimensions

  • StarTeam

  • Synergy CM

  • Visual Source Safe

  • Microsoft Team Foundation Server 2010

以下のサポートが追加されました。

  • Git 1.8、1.9、2.x

  • SVN 1.10、1.11、1.12、1.13

  • Microsoft Team Foundation Server 2017、2018、2019

セキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションの変更

いくつかのセキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションが追加及び変更、削除されました。
※セキュリティコンプライアンス関連機能の使用には専用のライセンス(有償)が必要です。
【Jtest 2020.1 で有効なセキュリティコンプライアンスルール】

  • PCI DSS 3.2

  • OWASP Top 10-2017

  • CERT for Java

  • CWE 4.0

  • CWE Top 25 2019

  • CWE Top 25 + On the Cusp 2019

  • UL 2900

単体テストアシスタント機能の拡張


JUnit 5 のサポート

Jtest が JUnit 5 をサポートするようになりました。

  • デスクトップとコマンドラインで、JUnit 5 テストを実行してカバレッジ情報を収集できます。

  • デスクトップ ユーザーは、単体テストアシスタント機能を使用して JUnit 5 テストを作成および強化し、Eclipse または IntelliJ IDEA でテスト影響分析を実行できます。

  • Junit 3 や JUnitParams 10.0.4 などのレガシー フレームワークで作成されたテストに関連する履歴結果は、DTP では使用できなくなる可能性があります。

  • JUnit 4 と JUnit 5 の両方のテストを含むプロジェクトの処理を支援および、フレームワークの以前のバージョンから JUnit 5 へのテストの移行を支援するために
    JUnit 5 Best Practices テストコンフィギュレーションが追加されました。

パフォーマンスの最適化と一貫性の向上

デフォルトでは、Jtest はビルド システムによって生成された XML ファイルを処理することで、テスト結果やカバレッジデータを計算します。
このワークフローには、コードのインストゥルメントが含まれますが、この処理はパフォーマンスに影響を与えます。
XML ファイルはバージョンやビルドシステムの違いによって異なる場合があり、これはビルド システムがアップグレードされたとき、テストの結果の一貫性に影響を与える可能性があります。
パフォーマンスを最適化し、結果の一貫性を向上させるため、XML 処理メカニズムを無効化することができるようになりました。
jtestcli.properties 設定ファイルで次のオプションを設定します。

jtest.unittest.xml.results.processing.enabled=false

上記オプションを無効化すると、テスト スイートおよび Junit 3 のテストの結果収集に影響を与える可能性があります。

  • オプションを無効化した場合、Jtest はネストされたテスト スイートを含め、テスト スイートの結果を収集できます。
    JUnit 4.13 を利用している場合、レポートにテスト スイートの階層が表示されます。4.13 より前のバージョンの Junit では、レポートにテスト スイートの階層は表示されません。

  • オプションを無効化した場合、JUnit 3 のテストの結果を収集するには、JUnit 4 または JUnit 5 を使用して Junit 3 のテストを実行するようプロジェクトを設定する必要があります。

その他の拡張

  • 静的解析のパフォーマンスが改善されました。Jtest のプロジェクト関連情報の収集と再利用が効率化され、グローバル スコープで解析されるルールの実行時間が短縮されました。

  • DTP への接続設定でコンテキスト パスを指定できるようになりました。



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