Jtest の解析準備

この章では、Jtest 9.xで利用していたテストコンフィギュレーションや作成したルールをJtest 2022.1で使用するための方法を記載します。

テストコンフィギュレーション

ユーザー定義テストコンフィギュレーション

Jtest 9.x で利用していたテストコンフィギュレーションは Jtest 2022.1 でも利用可能です。
ただし、ルールの削除/新規追加やルールパラメータの変更があるため Jtest 2022.1 で再作成することを推奨しております。

  • Jtest 9.x コンフィギュレーションのエクスポート
    1.Jtest 9.xを起動します。
    2.メニューより [Parasoft] > [テストコンフィギュレーション] を選択し、テストコンフィギュレーション画面を開きます。
    3.Jtestに移行するテストコンフィギュレーションを選択します。
    4.右クリックしコンテキストメニューより[エクスポート]を選択します。

      

    5.任意の場所に、テストコンフィギュレーションファイルを保存します。

Jtest 2022.1で Jtest 9.x のテストコンフィギュレーションの利用
Jtest 9.xのテストコンフィギュレーションをJtest 2022.1で使用する場合は、次の場所にテストコンフィギュレーションを格納します。

${JTEST_HOME}/configs/user

格納後、以下のいずれかの方法でテストコンフィギュレーションが利用可能かをご確認ください。

  • コマンドラインインタフェースまたはビルドシステムプラグインをご利用の場合
    次のコマンドを実行します。
>jtestcli -listconfigs
Parasoft Jtest 2022.1.0 (10.6.0.202205101413) -- Copyright (C) 2022 Parasoft Corporation
[Jtest] 利用可能なテスト コンフィギュレーション: 25
※※ 一部省略 ※※
[Jtest] builtin://Calculate Application Coverage
[Jtest] builtin://CERT for Java
[Jtest] builtin://Critical Rules
[Jtest] user://コーディングスタンダード

${JTEST_HOME}/configs/user に格納したテストコンフィギュレーションは [user://コンフィギュレーション名] で表示されます。

  • Jtest IDE Plugin をご利用の場合
    Jtest 2022.1 をプラグインしたIDE の [Parasoft] > [設定] > [コンフィギュレーション] を開きます。
    [ユーザーコンフィギュレーション] に ${JTEST_HOME}/configs/user のパスを設定します。
    上段のUserに ${JTEST_HOME}/configs/user に格納したテストコンフィギュレーションが表示されていることをご確認ください。


ビルトインテストコンフィギュレーション

バージョンアップに伴いビルトインテストコンフィギュレーションの追加/更新/削除が行われました。
同名のテストコンフィギュレーションでも有効なルールや設定が異なることがあります。

RuleWizard

Jtest 9.x で作成したルールの利用

Jtest9.x で作成したルールを Jtest 2022.1 で利用するには、ルールファイル (*.rule) を次のディレクトリに格納してください。
${JTEST_HOME}/rules/user
Jtest9.xのルールファイル (*.rule) は、デフォルトで次のディレクトリに作成されます。
<workspace_dir>/.metadata/.plugins/com.parasoft.xtest.standards.eclipse.core.java/jrules

  • 正式運用の前に Jtest 9.x で作成したルールが Jtest 2022.1 で正しく動作することをご確認ください。
  • Jtest 9.x で作成された rulemap.xml は、同じく ${JTEST_HOME}/rules/user に格納してください。

カスタムルールの作成

カスタムルールの作成および変更は Jtest 2022.1 に対応した RuleWizard をご利用ください。
Jtest 2022.1 の RuleWizard は以下のモジュールです。

  • parasoftrulewizard_2022.1.0.zip

zip ファイルを 2byte およびスペースを含まない任意のフォルダーに展開後、Windows 環境の場合は ParasoftRuleWizard.bat を、Linux 環境の場合は ParasoftRuleWizard.sh を起動してください。

Copyright © 2022 TechMatrix Corporation. All rights reserved