Eclipse からJtestを使用して Javaプロジェクトの解析およびテストを実行するための準備を行います。

Jtest パースペクティブの切替え

Eclipse で Jtest パースペクティブを開きます。

Eclipseを起動します。
メニューの [Parasoft] > [Jtest パースペクティブを開く] を選択しパースペクティブを切替えます。

サンプルプロジェクトの準備

Eclipseのワークスペースに Jtest のサンプルプロジェクトをインポートします。

Eclipseの [Package Explorer] ビューで右クリック > [New] > [Jtest Example Project] を選択します。
表示されるダイアログ画面を確認し [Finish] ボタンを押下します。
[Package Explorer] ビューに jtest-examples プロジェクトが表示されることを確認します。

サンプルプロジェクトのビルド

サンプルプロジェクトがビルドできることを確認します。

[Package Explorer] ビューで jtest-examples プロジェクトを選択します。
メニューの [Project] > [Clean] を選択し、[Clean] ダイアログを表示します。
jtest-examples プロジェクトのチェックボックスがチェックされていることを確認します。
[Clean] ボタンを押下します。
jtest-examplesプロジェクトがエラーなくビルドされることを確認します。

テストコンフィギュレーションの準備

テストコンフィギュレーションは、Jtestでどのようにコードを解析するかを定義したものです。OWASPへの準拠、メトリクスの計測、単体テストの実行などテストの目的に合わせて解析に利用するルールの設定や、解析の範囲、実行時のパラメータを定義します。
ドキュメント一覧にある test_configuration_2023.1.zip を任意の場所に展開して以下のファイルを <JTEST_HOME>\configs\user に配置します。

推奨ルールセット.properties
Parasoft が利用を推奨するルールを集めたテストコンフィギュレーションです。
重要度が高いコーディング規約チェックルールが有効になっています。
フロー解析.properties
フロー解析ルールによる解析を行う場合に利用します。
メトリクス.properties
メトリクスによる解析を行う場合に利用します。

解析に使用するテストコンフィギュレーションを設定します。

Eclipse メニューの [Parasoft] > [設定] を選択し、設定ダイアログを開きます。
ダイアログ左側の [Parasoft] >　[コンフィギュレーション] を選択します。
ダイアログ右側の [User] フォルダーから解析に利用するテストコンフィギュレーションを右クリックし、[アクティブとして選択] を選択します。
テストコンフィギュレーションが [User] フォルダーの下に表示されない場合は [場所] > [ユーザーコンフィギュレーション] 横の[…]ボタンを押下して <JTEST_HOME>\configs\user のパスを設定してください。
[Apply] ボタンを押下します。
[Apply and Close] ボタンを押下してダイアログを閉じます。