dotTEST 9.x からの変更点

このページでは、dotTEST 9.x からの変更点を記載します。

OSのサポート

以下の OS はサポート対象外および非推奨になりました。

  • Windows 7 32bit

  • Windows 8

  • Windows Server 2008

  • Windows Server 2012

  • Windows 7 64bit(非推奨)

dotTEST のインストール

dotTEST 9.x では、Visual Studioにプラグインが必須でしたが、dotTEST 2002.2 では、Visual Studio がインストールされていないマシンへのインストールが可能になりました。コマンドラインを利用できるライセンス (9.xの Server Edition) の場合は、Visual Studio がインストールされていないマシンでもコマンドラインで解析することができます。
dotTEST 2020.2 のインストールには、.NET Framework 4.7.2 以上、及び Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージが必要です。前提条件およびインストールの詳細は、Parasoftユーザーガイドの[インストールガイド] をご確認ください。

Plugin for Visual Studio

9.x では dotTEST のインストール時に Visual Studio へのプラグインも行われましたが、dotTEST 2020.2 では行われません。Visual Studioから dotTEST の解析を行うには、dotTEST のインストール後に、Plugin for Visual Studio をインストールしてください。
Plugin for Visual Studio の前提条件およびインストールの詳細は、Parasoftユーザーガイドの [デスクトップ インストール ガイド] をご確認ください。

RuleWizard

dotTEST 9.5 では製品に内包されていたRuleWizardは、別モジュールで提供しています。
RuleWizardを利用する場合は、dotTEST 2020.2 に対応した RuleWizard をインストールしてください。
dotTEST 2020.2 の RuleWizard は以下のモジュールです。

  • ParasoftRuleWizard-2020.2.0.zip
    zip ファイルを マルチバイトおよびスペースを含まない任意のフォルダーに展開後、Windows 環境の場合は ParasoftRuleWizard.bat を、Linux 環境の場合は ParasoftRuleWizard.sh を起動してください。

RuleWizard は dotTEST とは異なる環境にインストールすることが可能です。
dotTEST 2020.2よりRuleWizardの利用にライセンスを設定する必要があります。詳しいライセンス設定の方法についてはセットアップガイドのライセンスキーの請求と登録をご確認ください。

マシンID

ライセンス発行にマシンIDが必要となります。dotTEST 9.x とマシンIDが異なります。ライセンス請求の時は、必ず dotTEST 2020.2 のマシンIDを確認してください。

  • dottestcliコマンドによるマシンIDの確認

    >dottestcli.exe -machineid Parasoft dotTEST 2020.2.1 (10.5.0.907) -- Copyright (C) 2020 Parasoft Corporation [ 0%] セットアップ: 設定 [100%] 完了 マシン ID: WIN32-3eab1eb8 ライセンス: マシン ID WIN32-3eab1eb8

※ フローティング ライセンスの場合は、Parasoft DTPのLicense SeverのマシンIDをご確認ください。

ライセンス の設定

コマンドラインインタフェースまたはビルドシステムプラグインをご利用の場合

dotTEST 9.xでは、Visual Studio でライセンスを設定していましたが、dotTEST 2020.2では、インストールディレクトリにある dottestcli.propertiesファイルで設定を行います。
dottestcli.properties に設定した情報はコマンドラインインタフェースおよびビルドツール連携によって解析される全てのプロジェクトに対して適用されます。

Plugin for Visual Studio をご利用の場合

Visual Studioの設定画面 ([Parasoft] > [オプション]) から設定を行います。
複数バージョンの Visual Studioで dotTEST を利用される場合は、Visual Studio毎に設定を行ってください。

注意

Visual Studio からの解析とコマンドラインインタフェースまたはビルドシステムプラグインからの解析の両方をご利用いただく場合、dottestcli.propertiesファイルとVisual Studio 両方の設定が必要です。

ルール

dotTEST 9.x からルールの追加、削除がございます。
最新のルールは『dotTEST 2020.2 ルール一覧』およびルールドキュメント
(${DOTTEST_HOME}\manuals\ja\dottest_rules_documentation.pdf) をご確認ください。

コマンドラインインタフェースの解析オプション

dottestcli コマンドラインインタフェースでプロジェクトファイル指定、Webサイトディレクトリ指定の解析用のオプションが追加されました。
これまで通り -solution オプションによるソリューションファイル指定の解析はもちろん -projectオプションでは、プロジェクトファイルを指定した解析、-website オプションではWebサイトディレクトリを指定した解析を行うことができます。

Team Server の利用

Team Serverへの解析結果のpublishが変更されました。dotTEST 2020.2 ではコマンドラインインタフェースの -publishオプションは、 Parasoft DTP の Report Center を対象とします。
Report Centerと Team Serverの共有設定を行うことで、 Report Center へ publish した結果が Team Serverへ連携されます。
DTP Standard(※) を利用すると、Report Centerの一部の機能を利用できます。DTP Standardを準備して Team Serverの機能をご利用ください。

Concerto から Parasoft DTP へのアップグレードの方法についてはParasoftユーザーガイドの [アップグレード] をご確認ください。
移行後、Parasoft DTPのTeam Serverのテストコンフィギュレーションを参照できるのは、dottestcli コマンドラインインタフェースからのみです。Plugin for Visual Studio からはTeam Serverのテストコンフィギュレーションを利用することはできないため Report Center へテストコンフィギュレーションを移行する必要があります。

 

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