既知の問題点・制限事項・変更点
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DTPおよびスタンドアロンライセンスサーバーへの接続
DTPおよびスタンドアロンライセンスサーバーに接続するにはHTTPSが必須になりました。
2024.1からはHTTPでの接続はできません。C++test/dotTest/Jtest(以後、xtest)を 2024.1(最新版)にバージョンアップした場合は、DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバーも 2024.1(最新版)にバージョンアップする必要があります。
Jtest が 2024.1の場合、DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバー 2023.2以前のバージョンに接続することはできません。xtest 2024.1 と DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバー 2024.1 の組み合わせ OK
xtest 2024.1 と DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバー 2023.1 の組み合わせ NG
xtest 2023.1 と DTPまたはスタンドアロンライセンスサーバー 2024.1 の組み合わせ OK
OpenAI 統合
DTP 2024.1 日本語版から追加されたOpenAI 連携機能のご利用にあたり、以下の点にご注意ください。
OpenAI 統合は、HTTPS/TLS 上で OpenAI REST API を使用します。
OpenAI 統合をご利用の場合、OpenAIにソースコードなどの情報が送信されます。
詳細は以下URLのParasoftのドキュメントをご確認ください。
OpenAI での DTP の使用
https://docs.parasoft.com/display/DTP20241JP/Using+DTP+with+OpenAI
既知の問題点
Parasoft DTP 2024.1では下記の問題が確認されています。
ソースコードのファイルエンコードとParasoft DTPのデフォルトエンコード(UTF-8)が異なる場合は、Parasoft DTP上のソースファイルが文字化けします。
[Report Center設定]画面から[プロジェクト]に進み、該当プロジェクトを選択し、[ParasoftTest 設定]に エンコードを指定してください。
例:Shift_JIS の場合
file.encoding.name=sjis
Parasoft DTP のデータベースにMySQLを使用していて、かつMySQLデータベースのサーバー文字セットがUTF-8以外に設定されている場合、Report Centerのダッシュボード名や、違反のメッセージが「?????」と表示されます。
その場合、データベースの再作成が必要となり、データの消去が必要になります。MySQLの設定ファイルをエディタで開きます。
設定ファイルは一般的に次のような場所にあります。正確な場所はマシンの管理者にお問い合わせください。Windowsの場合:C:\ProgramData\MySQL\My.ini
CentOSの場合 :/etc/my.cnf
Ubuntuの場合 :/etc/mysql/my.cnf
設定ファイル内の[mysqld]セクションにて、変数character-set-serverがutf8に設定されているか確認します。
utf8に設定されていない場合、DTPのサービスを停止後、[mysqld]セクションに以下の変更を行ってください。
character-set-server = utf8
collation-server = utf8_general_ci
※ MySQL Java Connectorのバージョン8以降をお使いの場合、以下のプロパティも追加します。
default-time-zone=+09:00MySQLデータベースサービスを再起動します。
DTPのデータベースを削除します。
例:
> mysql -u root -p
> drop database GRS;
> drop database DTP;
> quit
AWS環境でコンプライアンスパック特定ウィジェットから画面遷移することができません。
DTP 2020.2より特定ウィジェットの画面遷移先のパスは/etc/hostsより取得したホスト名を使用するようになりました。AWSインスタンスのホスト名はデフォルトでプライベート IPv4 アドレスの形式のホスト名(プライベートDNS)が割り当てられるため、
VPN外のネットワークからDTPを参照している場合、画面遷移ができません。
回避策として、AWSの設定からホスト名がパブリックIPv4アドレス形式のホスト名(パブリックDNS)になるように変更を行ってください。
以下参考(Amazon EC2 インスタンスに静的ホスト名を割り当てる方法)Amazon Linux インスタンス : https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSEC2/latest/UserGuide/set-hostname.html
Cent OS インスタンス : https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/linux-static-hostname-rhel7-centos7/
Ubuntu Linux インスタンス : https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/linux-static-hostname/
赤枠で囲われているウィジェットがコンプライアンスパック特定ウィジェットです。
制限事項
Parasoft DTP は、マシン名にアンダースコア ("_") が含まれている場合、インストールできません。
マシン名を変更して頂くか、別のマシンへインストールしてください。Parasoft DTP のプロジェクトと異なるソースファイルの文字エンコーディングを管理することはできません。
エンコードごとに、プロジェクトを作成して頂き、プロジェクトに対してエンコードを指定してください。旧バージョンのParasoft ツールとの互換性がなくなりました。(サポート終了)
各Parasoft製品の相互互換性についての詳細はこちらをご確認ください。dotTEST、Jtest、および C/C++test 10.4.2 以前
SOAtest 9.10.7 以前
変更点
Windows Server 2019 のサポートは終了しました。
MySQL 5.6 はサポート対象外になりました。
非推奨となっっていた Team Server は削除されました。
大量のレポートファイルを含むデータベースの場合、データベースのアップデートの処理に1時間以上かかることがあります。
DTPバージョンアップに関する注意事項
DTP 5.4.1 以前のバージョンからの直接のバージョンアップはサポートされていません。バージョンに応じたバージョンアップ方法については[以前のバージョンからの DTP のアップグレード]を参照してください。
こちらは2020.1時点での変更点です
インストールディレクトリ構成が変更になりました。
DTP のインストール ディレクトリが 2 つのメイン ディレクトリから構成されるようになりました。アプリケーション ディレクトリ: バイナリ、Web サーバー、およびその他のファイルを含む
データ ディレクトリ: 構成ファイル、および接続されたコード解析/テスト実行ツールから DTP にレポートされたデータを含む。
Windows
C:\Program Files\Parasoft\DTP (デフォルト)
C:\ProgramData\Parasoft\DTP (デフォルト)
Linux (DTP.shで指定。以下は例。)
/opt/parasoft/dtp
/opt/parasoft/dtp_data
バージョン番号が変更されました。
DTP を含むすべての Parasoft 製品は、次の書式のバージョン番号を使用します: YYYY.releaseコンテキスト パスをサポートするようになりました。
DTP は、リバース プロキシ環境のコンテキスト パスをサポートするようになりました。
これにより、異なるコンテキスト パス上の単一のポートを介して DTP アプリケーションにアクセスできるようになります。JDBC Driver の配置場所が変更されました。
Windows
新: C:\ProgramData\Parasoft\DTP\lib\thirdparty
旧: <DTP_HOME>\lib\thirdpartyLinux
新: <DTP_DATA_HOME>/lib/thirdparty
旧: <DTP_HOME>/lib/thirdparty
日本語化設定ファイル (Linux)の場所が変更されました。
新: <DTP_HOME>/bin/.pstrc
旧: $HOME/.pstrc_$HOSTNAME