変更点

Jtest 2023.1 では以下の変更点があります。

IDEのサポート

次の IDE のサポートが追加されました。

  • IntelliJ IDEA 2022.1

  • IntelliJ IDEA 2022.2

  • IntelliJ IDEA 2022.3

  • IntelliJ IDEA 2023.1

  • Eclipse 2022-06 (4.24)

  • Eclipse 2022-09 (4.25)

  • Eclipse 2022-12 (4.26)

  • Eclipse 2023-03 (4.27)

Visual Studio Codeのサポートを開始しました。

  • Visual Studio Code 1.53 以上
    利用には、コマンドラインでの解析が可能なライセンスが必要です。

Lombok のサポート

Lombok 1.18.24 と 1.18.26 のサポートを追加しました。
Jtest と Lombok ライブラリのプラグイン方法の詳細は、ユーザーマニュアルのLombokとの統合を参照してください。

ビルドツール のサポート

並列ビルドのサポート

テスト影響分析のサポートを追加しました。

Gradle のサポート

Gradle 7.6 のサポートを追加しました。

Maven のサポート

Maven 3.9.x のサポートを追加しました。

Android のサポート

AndroidアプリケーションのJavaソースコードに対して、静的解析が行えるようになりました。
Google Java Style Guideに基づいたAndroid専用のテストコンフィギュレーション「Android Guidelines」に違反するコードを検出します。

Visual Studio Codeのサポート

静的解析の実施および結果の確認、カバレッジ結果の表示の確認をVisual Studio Code上で行えるようになりました。

セキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションの変更

いくつかのセキュリティコンプライアンスのテスト コンフィギュレーションが追加及び変更、削除されました。
※セキュリティコンプライアンス関連機能の使用には専用のライセンス(有償)が必要です。

以下のビルトインテストコンフィギュレーションが追加されました。

  • CERT for Java Guidelines

  • CWE 4.10

  • CWE Top 25 2022

  • CWE Top 25 + On the Cusp 2022

  • HIPAA

  • OWASP ASVS 4.0.3

  • OWASP Top 10-2021

  • PCI-DSS 4.0

  • VVSG 2.0

以下のビルトインテストコンフィギュレーションが更新されました。

  • CERT for Java

  • UL 2900

以下のビルトインテストコンフィギュレーションが削除されました。

  • CWE 4.6

SonarQubeとの連携を強化

「Parasoft Findings Plugin for SonarQube」プラグインをSonarQubeに設定することで、SonarQube上でJtestの静的解析結果の確認が可能になりました。

単体テストアシスタント機能の拡張

新規オプションの追加

テストケースの一括作成時に、カバレッジを増加させるテストケースを作成する機能が追加されました。
※ テストケースの一括作成には、「Unit Test Bulk Creation」オプション(別売)が必要です。

UTAその他の拡張

  • java.lang.Number のサブクラス型の変数初期化のサポートが改善されました。

  • [影響を受ける単体テスト] ビューが拡張。新規テストを示すアイコンが追加され、カバレッジ データが存在するかどうかにかかわらず、ローカルに追加されたすべての新規テストがビューに表示されます。

  • Mockito 4.11 のサポートが追加されました。

カバレッジ計測機能の拡張

アプリケーションのバイナリファイルのカバレッジ計測によりソースコードが無い状態でもカバレッジの計測が可能になりました。
ローカルでのコードの変更の影響を受けるテストケースを自動的に検出することが可能なテスト影響分析機能も追加されました。

ルールの更新

新規ルールの追加

フロー解析、セキュリティ関連のルールが追加されました。

カテゴリ

ルールID

ルールの説明

カテゴリ

ルールID

ルールの説明

1

セキュリティ

SECURITY.ESD.WS

'ws' ではなく 'wss' (WebSocket Secure) によるセキュアな通信を使用する

2

フロー解析

BD.PB.INTWRAP

整数の算術演算によるラップアラウンドを避ける

3

フロー解析

BD.PB.INTVC

整数型の変換による値の変化を避ける

4

フロー解析

BD.PB.INTDL

整数型の変換によるデータの損失を避ける

5

フロー解析

BD.PB.UGHC

ハッシュ コードの等価性を根拠としてオブジェクトの等価を判断しない

※ カテゴリがセキュリティのルールはSecurity Compliance Pack 、またはLegacyライセンスを利用中の場合のみ利用可能です。
※ カテゴリがフロー解析のルールはEngineライセンスを利用中の場合のみ利用可能です。

その他の拡張

  • フロー解析エンジンの全般的な改善により、以前のバージョンでレポートされた違反と差異が生じる可能性があります。

  • Change Based Testing ライセンス機能は Test Impact Analysis に名前が変更されました。

  • ダーク テーマで実行したときのルック & フィールが改善されました。