Jtestの解析準備
この章では、Jtest 10.x や202x で利用していたテストコンフィギュレーションやカスタムルールをJtest 2023.1で利用するための方法を記載します。
テストコンフィギュレーション
ユーザー定義テストコンフィギュレーション
Jtest 10.x で利用していたユーザー定義テストコンフィギュレーションは Jtest 2023.1 でもご利用いただけます。
ただし、ルールの削除/追加やルールパラメータの変更があるため Jtest 2023.1 で再作成することを推奨しております。
Jtest 10.xのユーザー定義テストコンフィギュレーションの取得
以下の場所に格納されているJtest 10.x で利用しているユーザー定義のテストコンフィギュレーション (*.properties) を取得します。${JTEST_HOME}/configs/user
※ ${JTEST_HOME} は 過去バージョンのJtest 10.x のインストールディレクトリを示します。
Jtest 202x でユーザー定義のテストコンフィギュレーションの利用
取得したJtest 10.x または 202x のテストコンフィギュレーション (*.properties) をJtest 2023.1 の次の場所に格納します。${JTEST_HOME}/configs/user
※ ${JTEST_HOME} は Jtest 2023.1 のインストールディレクトリを示します。
格納後、以下いずれかの方法でテストコンフィギュレーションが利用可能であることをご確認ください。コマンドラインインタフェースまたはビルドシステムプラグインをご利用の場合
次のコマンドを実行し、テストコンフィギュレーションが利用可能かをご確認ください。>jtestcli -listconfigs Parasoft Jtest 2023.1.2 (10.6.2.202307131601) -- Copyright (C) 2023 Parasoft Corporation ※※ 一部省略 ※※ [Jtest] 利用可能なテスト コンフィギュレーション: 38 [Jtest] builtin://Android Guidelines [Jtest] builtin://Calculate Application Coverage [Jtest] builtin://CERT for Java [Jtest] builtin://CERT for Java Guidelines [Jtest] builtin://Code Smells [Jtest] builtin://Critical Rules [Jtest] builtin://CWE 4.10 [Jtest] builtin://CWE Top 25 + On the Cusp 2021 [Jtest] builtin://CWE Top 25 + On the Cusp 2022 [Jtest] builtin://CWE Top 25 2021 [Jtest] builtin://CWE Top 25 2022
${JTEST_HOME}/configs/user に格納したテストコンフィギュレーションは [user://コンフィギュレーション名] で表示されます。
Jtest IDE Plugin をご利用の場合
Jtest 2023.1 をプラグインしたIDE の [Parasoft] > [設定] > [コンフィギュレーション] を開きます。
[ユーザーコンフィギュレーション] に ${JTEST_HOME}/configs/user のパスを設定します。
テストコンフィギュレーション/User に ${JTEST_HOME}/configs/user に格納したテストコンフィギュレーションが表示されていることをご確認ください。
カスタムルール
カスタムルールの利用
過去バージョンからルールファイルを取得する
RuleWizard で作成または変更したルールを Jtest 2023.1 で利用する場合、ルールファイル (*.rule) を、次のディレクトリから取得します。※ ${JTEST_HOME} は Jtest 10.x のインストールディレクトリを示します。
※ rulemap.xml が存在する場合はルールファイルと合わせて取得します。2023.1にルールファイルを適用する
取得したルールファイル (*.rule) をJtest 2023.1の次のディレクトリに格納してください。※ ${JTEST_HOME} は Jtest 2023.1 のインストールディレクトリを示します。
※ rulemap.xml も合わせて格納します。
※ 正式運用の前にルールが Jtest 2023.1で正しく動作することをご確認ください。