カバレッジの計測(アプリケーションサーバーの起動・操作)[WildFly編]

  1. セットアップスクリプトに -javaagent フラグを追加します。

    • Windows の場合

      [WildFly インストールディレクトリ]/bin/standalone.conf.bat を編集します。
      スクリプトの "JAVA_OPTS_SET" 以前の行に以下の JAVA_OPTS 設定行を追加して -javaagent フラグを定義します。

      set "JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% [作成した –javaagent フラグ]"

      -javaagent フラグは 1 行で記述してください。

      例)

      set "JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -javaagent:"C:\Users\tmx\calculator\target\jtest\ monitor\monitor\agent.jar"=settings="C:\Users\tmx\calculator\target\jtest\monitor\monitor\agent.properties",runtimeData="C:\Users\tmx\calculator\target\jtest\monitor\monitor\runtime_coverage""


      次の’set "JAVA_OPTS"= …’ 設定行を変更して -Djmodules.system.pkgs 設定に javaagent クラスを追加します。

      set "JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -Djboss.modules.system.pkgs=org.jboss.byteman,[Jtest用パラメーター]"

       

      (Jtest 10.2.2までの設定例)

       

      (Jtest 10.3.1以降の設定例)


      (Jtest 10.3.1 を利用している場合)
      以下の JAVA_OPTS 設定行を追加してorg.jboss.logmanagerの参照を追加します。


      (Jtest 10.4.0 以上を利用している場合)
      以下の JAVA_OPTS 設定行を追加してorg.jboss.logmanager および org.wildfly.common.wildfly-common の参照を追加します。

      サーバーを再起動します。

       

    • Linux の場合

      [WildFly インストールディレクトリ]/bin/standalone.conf を編集します。
      以下の JAVA_OPTS を追加して -javaagent フラグを追加します。

      -javaagent フラグは 1 行で記述してください。

      設定例)


      次の行を変更して modules.system.pkgs 設定にjavaagent クラスを追加します。

       

      (Jtest 10.2.2までの設定例)

       

      (Jtest 10.3.1以降の設定例)

       


      (Jtest 10.3.1を利用している場合)
      以下の JAVA_OPTS を追加してorg.jboss.logmanager の参照を追加します。(1行で定義します。)


      (Jtest 10.4.0 以上を利用している場合)
      以下の JAVA_OPTS を追加してorg.jboss.logmanager および org.wildfly.common.wildfly-common の参照を追加します。 (1行で定義します。)

      サーバーを再起動します。

       

  2. URL (http://localhost:8080/Calculator/) でカバレッジを計測するアプリケーション操作を行います。

    アプリケーション操作
    Calculator は四則演算をおこなうアプリケーションです。
    Param1、Param2 フィールドに任意の値を設定して四則演算用のボタンを押下します。

    演算結果を確認します。

  3. 操作完了後、サーバーを停止します。